アントニオ猪木の病状や余命は？病院は千葉県で墓は青森

日本を代表する元プロレスラーとして知られているアントニオ猪木さん。

プロレスを引退してからは、実業家や参議院議員としても活躍し、話題になりましたよね。

そんなアントニオ猪木さんは現在難病を抱え入退院を繰り返しているそうなのですが、容態はどうなのでしょうか？

アントニオ猪木さんの病名や余命、通っている病院の場所やお墓の在処などについて、詳しく調査しました。

アントニオ猪木の病名や症状、余命は？

アントニオ猪木さんは神奈川県横浜市鶴見区出身の1943年2月20日生まれ。

2022年5月現在、79歳の日本を代表する元プロレスラーです。

(http://www.coralz.co.jp/profile.html)

「元気ですかー！元気があれば何でもできる！」というポジティブなキャッチフレーズでも知られていますよね。

アントニオ猪木さんは、1969年5月16日、当時26歳のときに東京体育館で開催された第11回ワールド・リーグ戦の決勝で見事優勝。

日本プロレス界のトップの座を勝ち取りました。

(昭和プロレスマガジン24号)

そして、29年後の1998年4月4日にはプロレスの現役選手を引退し、実業家や政治家として幅広く活動。

マルチに活躍してきたアントニオ猪木さんですが、2020年にとある難病にかかり、2022年5月現在も闘病生活を送っているのです。

アントニオ猪木の病名や症状は？

アントニオ猪木さんは2020年7月26日に難病「心アミロイドーシス」を患っていることを自身のツイッターで報告。

(アントニオ猪木公式ツイッター)

昨年、少し耳が聞こえなくなって病院にかかったんです。そのときにいろいろな検査をしてもらい、心アミロイドーシスという難病に罹っていることが判明しました。それが昨年の秋ごろです。

アントニオ猪木が難病を告白　喜寿を迎え「心アミロイドーシス」との闘いhttps://t.co/qDjOu6KqzN

— アントニオ猪木 (@Inoki_Kanji) July 26, 2020

2020年7月の投稿で、「昨年の秋ごろ」心アミロイドーシスという難病にかかったことを報告しているので、アントニオ猪木さんがこの病気を診断されたのは2019年の秋ごろということになります。

こちらの写真は、2019年10月27日にアントニオ猪木さんが公式ツイッターに投稿した写真。

アントニオ猪木さんがちょうど病名を明かした2020年7月からさかのぼって、「昨年の秋ごろ」と一致する時期になります。

(アントニオ猪木公式ツイッター)

リングの上でマイクを握っているアントニオ猪木さんの姿は、病気にかかっていることを思わせないような元気な姿に見えますよね。

心アミロイドーシスとはどんな病気？

アントニオ猪木さんが診断された「心アミロイドーシス」という病名を初めて聞いた人は多いのではないでしょうか。

日本赤十字社医療センターのホームページに、「心アミロイドーシス」という難病について掲載されていました。

アミロイドーシスはアミロイドと呼ばれる異常な蛋白質がさまざまな臓器に沈着し障害を引き起こす疾患です。アミロイドの沈着は、神経・心臓・腎臓・消化管・呼吸器・骨・関節などさまざまな臓器にみられ、そのうち心臓に沈着し心機能の異常や不整脈などを来すものを心アミロイドーシスと呼びます。

医学用語が多いのですが、要約するとどうやら心アミロイドーシスを患うと心臓の機能が悪くなってしまいさまざまな疾患が引き起こされるようです。

さらに、

心アミロイドーシスを疑う症状としては、心不全症状（息切れやむくみ）、めまい、失神などが挙げられます。(日本赤十字社医療センター)

このような症状も出てくるそう。

アントニオ猪木さんは、心不全症状などの身体に負担のかかる症状に耐えながら芸能活動を続けていたのですね。

アントニオ猪木の余命は？

アントニオ猪木さんが患っている心アミロイドーシスという病気にかかると、余命はどのくらいになってしまうのでしょうか。

慶應義塾大学KOMPAS(慶應義塾大学病院医療・健康情報サイト)によると、

AL心アミロイドーシスは非常に進行が速く、重症の心不全を引き起こし、未治療では余命が1年未満とされる重篤な病気です。

とのこと。

ですが、アントニオ猪木さんご本人が余命何年かという具体的な数字を証言していないので、余命がどのくらい残っているのかというのは不明のままです。

人によって余命は変わってくるのでアントニオ猪木さんも余命1年とは一概に言えませんが、心アミロイドーシスは残りの時間が1年未満と宣告されてしまうくらい重篤な病だということが十分伝わってきますね。

こちらは2022年5月5日のアントニオ猪木さんの様子。

(アントニオ猪木公式ツイッター)

年齢を重ねられていることもありますが、芸能活動を積極的にしてきた全盛期の頃と比べると、かなり痩せてしまっているようにも見えます。

アントニオ猪木の余命3ヶ月説はデマ？

実はアントニオ猪木さんは2009年に「余命3ヶ月ではないか？」という噂が立ったことがあるのです。

というのも、アントニオ猪木さんは2009年の9月末から3週間ほど「腰椎すべり症」という腰痛の一種で極秘入院・手術をしていた時期がありました。

(スポーツナビ)

その際、入院・手術をカミングアウトしなかったため、「アントニオ猪木さんは何か病気で入院している＝余命幾ばくか？」という憶測が広まってしまったのです。

ですが、アントニオ猪木さんは退院後の2009年10月14日のインタビューで来年の豊富を宣言したことから、余命3ヶ月という情報はデマであることが分かりました。

前日の１３日午後に退院したばかりとあって「痛くてしょうがねぇんだ」ともポロリもらした猪木だったが、「来年からは思いっきり飛び回りますよ」とデビュー５０周年へ向けて燃える闘魂をさらにたぎらせた。(スポーツナビ)

アントニオ猪木さんはさまざまな病気を乗り越えてきたので、現在治療中の心アミロイドーシスという病気も良くなる兆しが見えると良いですよね。

アントニオ猪木の病院は千葉県？

アントニオ猪木さんが入院しているのはどこの病院なのでしょうか。

芸能人ということもあり、プライベートを守るために警備が重要になっていくるので、大きな病院である可能性が高いですよね。

2021年11月27日に公開されたスポーツ報知では、「千葉県内の病院に入院していた」と報じられていました。

(スポーツ報知)

千葉県内で心アミロイドーシスの治療ができる病院は4件ヒットしましたが、どこの病院なのか？は特定できていません。

アントニオ猪木さんは2021年7月には一度退院されていて、現在はリハビリや通院をしています。

ですので、2021年3月から病院の変更が無ければ2022年5月現在も千葉県の病院に通っている可能性が高そうです。

アントニオ猪木の墓は青森県のどこ？

アントニオ猪木さんの所有しているお墓ですが、東京でもアントニオ猪木さん出身の神奈川県横浜市鶴見区でもなく、なんと青森県にあるのだそう。

アントニオ猪木さん公式YouTubeチャンネルである「アントニオ猪木最後の闘魂」にて、2022年5月27日にお墓の建設と納骨の様子を配信していました。

(アントニオ猪木公式YouTubeチャンネル)

こちらの大人数名で車椅子に乗っているアントニオ猪木さんを持ち上げている様子を見る限り、非常に自然豊かな場所にお墓を建設したことがうかがえますよね。

このYouTubeで公開された動画は、2019年8月に亡くなられたアントニオ猪木さんの妻・猪木田鶴子さんの納骨式だったようです。

アントニオ猪木さんの建設したお墓はこちら。

正面に「道」という大きな文字が刻まれ、なんともアントニオ猪木さんらしい計らいのように感じますよね。

肝心のアントニオ猪木さんのお墓の場所ですが、

「アントニオ猪木家」の墓は蔦温泉の近くに建立された。

と2022年5月26日にYahoo!ニュースで報じられています。

蔦温泉があるのは青森県の十和田市。

十和田市は青森県の南部にある街で、十和田湖や奥入瀬渓流温泉スキー場といった自然豊かな観光地があることで知られています。

さらに、十和田市の公式ホームページである「とわこみゅ」にも、アントニオ猪木さんのお墓の情報が掲載されていました。

2022年(令和4年)5月22日、アントニオ猪木氏はじめ遺族ら70人と共に2019年8月に亡くなった妻・田鶴子さんの納骨式とアントニオ猪木家の墓建立式を行いました。この場所は、明治時代の文豪・大町桂月の墓や、蔦温泉を代々守り抜いた小笠原家のお墓。十和田湖・奥入瀬渓流の発展に尽くした武田千代三郎・小笠原耕一の功労碑がある場所となります。

蔦温泉のある自然豊かな土地で明治時代に青森県十和田市で活躍した偉人達とともに、安らかな眠りにつけるようこの場所を選んだのかもしれませんね。

今後、またアントニオ猪木さんの「元気ですかー！元気があれば何でもできる！」という勢いのあるキャッチフレーズが聞けることを楽しみに、これからも応援していきましょう。