出川哲朗の実家は海苔屋つた金で金持ち！母親の実家や家系図、父親の死因についても！

好感度の高いお笑いタレントとして活躍している出川哲朗さん。

今回はそんな出川哲朗さんの実家は海苔屋つた金でお金持ちという噂や、家系図や母親の実家、また父親の年齢や死因などについても調べてみました。

出川哲朗の実家は海苔屋つた金で金持ち？

出川哲朗さんは1964年2月13日生まれで、年齢は2022年6月現在58歳。

（リアルライブ）

1989年から「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」に出演するとリアクション芸人として評価されるように。

しかし露出が増えても2000年ごろには「抱かれたくない男ナンバーワン」に輝くなど、人気は散々なものでした。

しかし現在ではその素直なキャラが認められ、好感度の高いタレントとして大活躍。

そんな出川哲朗さんの実家は、神奈川県横浜市で海苔屋「蔦金（つたきん）商店」を経営しています。

蔦金商店は明治27年創業で、100年以上も続く老舗。

現在は出川哲朗さんの兄・出川雄一郎さんが後を継いでいます。

（https://youtu.be/zEPzOUFKoWs）

昔はお歳暮やお年賀に海苔を贈るのが一般的だったため、店も繁盛していたそう。

そのため出川哲朗さんは正真正銘のお坊ちゃんだったようです。

2019年10月4日の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ（通称・金スマ）」では、出川哲朗さんの生い立ちから現在までを特集した番組が放送されましたが、

そこで紹介されていた出川哲朗さんのお金持ちエピソードがこちら。

こうして見ると、想像以上のお坊ちゃんぶりで驚きますね。

お金持ちの芸能人は多いですが、家に専属のお手伝いさんまでいた方は少ないのではないでしょうか。

出川哲朗の家系図は？母親の実家もすごい！

出川哲朗さんは実家が老舗海苔屋という他にも、血縁関係がすごいという噂が。

出川哲朗さんの家系図がこちらです。

まず母親の実家である三鬼家から見ていきましょう。

母方の家系

曾祖父・三鬼鑑太郎

出川哲朗さんの母方の曾祖父・三鬼（みき）鑑太郎さんは、岩手軽便鉄道（現・JR釜石線に相当）の初代社長です。

岩手軽便鉄道は文豪・宮沢賢治さんの名作「銀河鉄道の夜」のモデルとなったと言われている鉄道。

その後、1936年には岩手軽便鉄道の国有化を掲げて衆議院議員選挙に出馬し見事当選。

その半年後には国有化を実現しました。

大叔父・三鬼隆

出川哲朗さんの母方の大叔父は三鬼隆さんといいます。

八幡製鐵（現・日本製鉄）の初代社長で、日本経営者団体連合会（経団連の前身）の第2代会長を務めました。

しかし1952年4月9日に起こった「もく星号墜落事故」という飛行機事故の犠牲となり、遭難死しています。

続いて父方の家系についても詳しく見ていきましょう。

父方の家系

従姉妹・MOTOKO

出川哲朗さんの父方の従姉妹にはMOTOKOさんという方がいます。

MOTOKOさんはメイクアップアーティストで、主にハリウッドセレブのメイクを担当。

なんとマライア・キャリーやアン・ハサウェイのメイクも担当していたそう。

2021年にはアメリカで最も権威あるテレビ業界賞の1つ、エミー賞のメイクアップ部門を受賞しています。

遠縁・原三渓

実は、横浜にある「三溪園」を作った原三渓さんも出川哲朗さんの遠縁にあたります。

（三溪園）

原三渓さんは生糸貿易で財を成した実業家で、美術収集家や茶人としても知られています。

横山大観など同時代の画家のパトロンとなったり、夏目漱石とも交流を持ったり、芸術家を支える存在でもありました。

また関東大震災の際には横浜市復興会長に就任。

私財を投げ打って横浜の復興に尽力したことでも知られています。

出川哲朗の父親の年齢や死因は？

先述した金スマや、2012年12月10日に放送されたNHK「ファミリーヒストリー」では、出川哲朗さんの両親の生い立ちも詳しく特集されていました。

出川哲朗の父親のプロフィールは？

出川哲朗さんの父親は出川誠一郎さんといいます。

出川哲朗さんの父親は、1933年に蔦金商店の長男として生まれました。

養殖海苔として宮城県の海苔が注目され始めた頃、父・誠一郎さんは宮城で仕入れ先を探すため、ある海苔問屋を訪ねます。

そこで出会ったのが出川哲朗さんの母親でした。

そして1958年に結婚。

1961年には出川哲朗さんの父方の祖父・政雄さんが逝去し、父・誠一郎さんが蔦金商店の社長に。

しかし見栄っ張りで破天荒な父は、外に愛人を作りまくり、新しい事業にもあれこれ手を出したといいます。

家にもほとんど帰って来なかったため、出川哲朗さんにとっては「父親」というより「たまに来る親戚のおじさん」のような存在で、話すときも敬語だったそう。

しかし1981年に小豆の先物取引やクラブ経営などで失敗。

1億円近い借金を負うことに。

蔦金商店は倒産寸前まで追い込まれ、当時新聞にも載ったといいます。

出川哲朗さんも一時は差し押さえで実家に住めなくなり、一度離れたそう。

結局、銀行からの融資で倒産は免れますが、融資の条件が「父・誠一郎を社長からおろすこと」だったため父親は社長を解任されることに。

このあと、父は姿を消したといいます。

出川哲朗の父親の死因は？

出川哲朗さんの父親が失踪した5年後の1986年、母・泰子さんの元へ父・誠一郎さんから連絡が来たそう。

話を聞くと父・誠一郎さんは糖尿病を患って苦しんでおり、また実家に戻りたいという相談だったといいます。

普通ならばこれだけの仕打ちを受けて許せないと思いますが、なんと母・泰子さんは受け入れて、再び同居することに。

そこから看病生活が始まりますが、その5年後の1991年、出川哲朗さんの父・誠一郎さんは58歳という年齢でこの世を去りました。

そのため死因は糖尿病になりますね。

出川哲朗さんは父親のことでさぞかし苦労したのかと思いきや、「親父のことを1回も恨んだことないし、それでグレることもなかった」そう。

父親の葬儀には1000人以上参列者が来たそうで、口々に父親への感謝を伝えられたといいます。

出川哲朗さんはそんな父・誠一郎さんのことを「親父としては最低だったと思うけど、男としては親父のことが好きなんですよね」と語っていました。

ちなみに葬儀には自分と似ている顔の子供が複数人いた、とも語っていて、言外に父の隠し子がいたことも告白。

普通ならば恨んでしまいそうな話ですが、親のことをここまで客観視して、冷静に語れるところも出川哲朗さんのすごいところですよね。

出川哲朗の母親の年齢や死因は？

続いて出川哲朗さんの母親についても詳しく見ていきましょう。

出川哲朗さんの母親のプロフィールは？

出川哲朗さんの母親は出川泰子さんといいます。

先述の「ファミリーヒストリー」によると、出川哲朗さんの母・泰子さんは、1935年に宮城県の海苔問屋の次女として生まれました。

年齢は出川哲朗さんの父・誠一郎さんの2歳下ですね。

出川哲朗さんの母は、父親が愛人に走ろうとも、他の事業に手を出そうとも、何も言わずに黙々と働いて、1人で蔦金商店を切り盛りしていたそう。

当時20人近くいた住み込みの従業員たちの食事を作り、その後の洗濯、掃除なども、仕事終わりに泰子さんがしていたといいます。

出川哲朗さんはそんな母親のことを「本当にできた人」「スーパーウーマン」と語っていました。

しかし、出川哲朗さんの姉・出川峰子さんの前では涙を見せることもあったそう。

その事実をファミリーヒストリーを見るまで知らなかったという出川哲朗さんは「（それを知っていたら）もっと優しくしてあげられたかもしれない」と後悔の念を語っていました。

出川哲朗さんの母親の死因は？

出川哲朗さんの母・泰子さんは2011年8月24日に亡くなっています。

死因はがんによる肺炎でした。

お笑いタレント出川哲朗（47）の母出川泰子（でがわ・やすこ）さんが24日、肝臓がんから併発した肺炎のため、都内の病院で亡くなった。76歳。（スポーツ報知）

母・泰子さんは2001年にがんが発覚していましたが、その時も自分の体より店のことばかり考えていたそう。

結局がんは全身に転移してしまい、2011年5月末に入院した時には意識が混濁する症状もあったといいます。

しかし最後に出川哲朗さんが「誰だか分かる」と聞くと「哲っちゃん」と答えてくれたとのこと。

ただ、出川哲朗さんは母親の意識があるうちに「ありがとう」を言うことができず後悔している、とお母さんが亡くなった当時の取材で涙ぐんでいました。

また、先述の生い立ちが特集された金スマでは、母へのこんな思いも語っています。

出川哲朗さんは2000年ごろ、「抱かれたくない男ナンバーワン」や「嫌いな男ランキング」で上位を取るなど、好感度が低いことで有名でした。

渋谷などでインタビューすると、女子高生に本気で「キモい」と引かれてしまうため、テレビで使えないこともしばしば。

実家の海苔をデパートの催事などに出す際、出川哲朗さんのポスターを飾ると客から「横浜の恥」とまで言われたそう。

そのため一時期は仕事に迷いがあったといいます。

しかしそんな出川哲朗さんを芸能界に留めたのが他でもない母・泰子さんの言葉でした。

迷いを母に打ち明けた時に「どんなジャンルだろうと日本一になることはすごいことだから胸を張りなさい」と言われたという出川哲朗さん。

出川哲朗さんはそんな母からの言葉を胸に活動し続け、ちょうど2010年ごろから人気が出始めましたが、

母・泰子さんは息子の冠番組や、活躍をついぞ見ることなく亡くなってしまいました。

出川哲朗さんは金スマのインタビューで「（今の姿を）母ちゃんに見せたかったな」とポツリ。

また母・泰子さんは今の活躍を見て、どんなことを言うと思うかと聞かれて「たぶん『よくやった』とは言わないと思いますね」とも発言。

しかし、同じく金スマのインタビューに答えていた兄の雄一郎さんと姉の峰子さんは、きっと母は「よくやった」と喜んでいると思う、と口を揃えて言っていました。

お兄さんとお姉さんの言う通り、きっと母・泰子さんは出川哲朗さんのことを褒めているでしょうね。

破天荒な父親と働き者で優しい母親のどちらの良いところも受け継いでいる出川哲朗さん。

今後ますますの活躍に期待したいです。