落語家や俳優として活躍している円楽さん。
笑点では一癖あるキャラクターでも人気ですよね。
そんな円楽さんは、現在肺がんを患っているのだとか。
円楽さんの肺がんのステージや再発して脳転移したのは本当なのか、
顔色が悪い、肺がんはタバコが原因などと噂されていますが、病状や余命はどのくらいなのか、
そして、どこの病院で治療をしているのかなどについて、詳しく調査しました。
円楽の肺がんのステージは?再発で脳転移?
円楽さんは東京都墨田区出身の1950年2月8日生まれ。
2022年の誕生日で72歳を迎えます。
(落語芸術協会公式サイト)
円楽さんは大学在学中に五代目三遊亭圓楽さんの鞄持ちのアルバイトに志願。
付き人を経てからスカウトされ入門しました。
そんな円楽さんは、2022年現在「肺がん」を患っているのです。
(ヨミドクター)
2021年5月26日に公開されたヨミドクターには、円楽さんの肺がんについてこのように記載されています。
円楽さんの肺がんは、2018年夏に検診で見つかり、10月に手術を受けて、1週間で高座に復帰しました。
手術をしてから1週間で高座に復帰したことを考えると、円楽さんの肺がん手術はうまくいったようにも思えますよね。
実は円楽さんのお父さんも肺がんを患い、58歳という若さでこの世を去っていたのです。
さらに、円楽さんの祖父も肺がんで他界。
そのため、円楽さんは最悪の事態を考えて、毎年CT検査を受けており、2018年に発覚することとなったのです。
(日刊スポーツ)
肺がんを告知された円楽さんは、
逆に「ついてるな」と思ったね。
と話しており、がんとの闘いにネガティブになることなく、治療に専念していました。
円楽の肺がんのステージは?
円楽さんの肺がんは、定期的に検診を受けていたこともあり、早期に発見されたよう。
円楽さんは肺がんのステージについて公表していませんでしたが、肺がんの治療法はステージによって異なります。
「国立がん研究センター中央病院」のホームページには、ステージによって行う治療法が掲載されていました。
(国立がん研究センター中央病院公式サイト)
ステージ1、ステージ2、そしてステージ3の一部は手術の対象。
しかしステージ4では複数箇所にがんが転移している状態のため、手術でがんを摘出することは少なく、抗がん剤などの「薬物療法」を行うのが一般的です。
ヨミドクターで公開された記事の内容には、円楽さんが「手術を受けた」と書かれています。
そのため、円楽さんの肺がんのステージは1〜2など、初期のがんだったのではないでしょうか。
(Yahoo!ニュース)
ステージ1〜2と言っても、円楽さんは肺がんを切除するために約3時間もの手術を受けました。
決して楽ではない手術ですよね。
円楽の肺がんは再発で脳転移している?
円楽さんの肺がんが再発し脳転移しているとの噂も流れています。
2021年5月26日に公開されたヨミドクターには、円楽さんの肺がんについて
翌19年7月には、脳とリンパ節への転移が見つかり、脳の腫瘍にはガンマナイフという放射線治療を受けました。
と記載されていました。
(照子の部屋公式サイト)
肺がんを患ってわずか1年で脳とリンパ節へ転移していた円楽さん。
その治療はやはり過酷なものだったそうです。
脳へ転移したがんは、ガンマナイフという放射線治療をしてからキイトルーダという最新医療の免疫療法薬の治療に。
このキイトルーダという免疫療法薬は、毎月欠かさず治療を施さなければならないのだとか。
ですが毎月の治療の効果もあり脳転移はなくなりリンパ節の転移は縮小しました。
(J-CASTニュース)
治療直後は高座にすぐに復帰し、「笑点」にも出演したそうですよ。
円楽の現在の顔色が悪い?病状や余命は?
円楽さんは肺がんを患ってから「顔色が悪いのではないか?」とも言われています。
がんを患っているので、以前のように完全に健康な姿になれるわけではありませんよね。
そこで、2022年現在の円楽さんと、肺がんを患っていない2016年ころの円楽さんを比較してみましょう。
こちらの写真は2016年の円楽さん。
(ORICON NEWS)
笑点に出演している円楽さんですが、いつも見慣れた姿ですよね。
ゴルフで程よく日焼けした姿が健康的にも見えます。
一方こちらは2022年8月時点の円楽さん。
(ORICON NEWS)
2016年よりも痩せており、特に頬の肉がこけています。
特に顔色は2016年と比べて青白くなっていますよね。
がんの影響も少なからずあるのかもしれませんが、治療中のため大好きなゴルフに行けず日焼けをしていないのかもしれません。
円楽の病状は?
円楽さんは肺がん以外にも、脳梗塞を患っていることが、2022年1月に判明しています。
2022年1月26日に公開されたORICON NEWS には、
「昨日、1月25日に、弊社所属の落語家・三遊亭円楽が、脳梗塞のため入院いたしました」と報告し「現在も治療を続けております。本人の意識はありますが、治療が続いていることと、オミクロン株の感染状況から、家族の面会もままならないため、弊社でも詳細を把握しきれておりません」と説明した。
と記載されています。
幸いにも脳梗塞で大事に至ることはありませんでしたが、回復に向けてリハビリをすることに。
(スポニチ)
さらに同年8月27日には軽度の肺炎で入院も。
8月26日に、本人が息苦しさを感じて主治医による検査を受けたところ、肺炎であることが判明いたしました。その他に症状はなく、食事も摂れ顔色も良いのですが、治療以外の検査も含め、大事を取って約2~3週間の入院となる見通しです。(スポニチ)
8月11日に高座復帰した矢先の入院でしたが、それでもまた高座に上がれる日に向けて、治療に専念する姿勢を見せています。
(中日新聞Web)
円楽さんは今後についても、
厳しいご意見もいただきますが、『死ぬまでやる』と決めた以上、その目標に向けてできる限りのことをさせていただきたいです。(スポニチ)
と話しており、自身の落語家としての活動に前向きな様子でした。
円楽の余命は?
岩国医療センターが公表している肺がん切除例の予後は、
5年生存率は、IA期が77.0%、IB期が60.1%、IIA期が53.8%、IIB期が43.6%、IIIA期が38.0%、IIIB期が33.6%
と記されています。
また、脳梗塞に至っては、このようにも。
脳梗塞を発症した患者では12.5年、脳出血の患者では12.0年(ニューロテックメディカル)
しかし、年齢によっても余命は左右されますので一概にこの数字とはいえません。
(スポーツ報知)
円楽さんは余命について公表していませんが、2022年9月現在患っている肺炎についても命に別状はないとのことですので、まだまだ現役なのではないでしょうか。
円楽の肺がんはタバコが原因?
円楽さんが患っている肺がんは、一部では「タバコが原因なのでは?」とも言われています。
肺がんにもいくつか種類があり、「非小細胞肺がん」に分類される「腺がん」「扁平上皮がん」「大細胞がん」と「小細胞肺がん」があります。
(オノオンコロジー)
その中でも円楽さんが患っている肺がんは「腺がん」と言われるもの。
一方、タバコと関係のある肺がんは「扁平上皮がん」や「小細胞肺がん」だとされています。
そのため、円楽さんが肺がんになった原因は、タバコではない可能性が高いのではないでしょうか。
実は、円楽さんは2006年に師匠の先代円楽さんが肺がんで亡くなったことをきっかけに、タバコをやめていたのです。
(ENCOUNT)
ただ、SGホールディングスグループ健康保健組合によると、喫煙指数が400を超えると肺がんのハイリスクグループになると記載されています。
たとえば20年間毎日20本の喫煙で、20×20=400となり、リスクが高い群になります。 しかし、たばこをやめた時点から、肺がんに罹るリスクは確実にへっていきます。
円楽さんが1日あたりどのくらいのタバコを吸っていたのかは公表されていません。
ですが、もし円楽さんがタバコをやめていなければ、タバコが原因で肺がんになっていた可能性もあったのではないでしょうか。
円楽の病院はどこ?
円楽さんの病院について、2022年1月27日に中日スポーツが報じています。
落語家三遊亭円楽(71)が脳梗塞で東京都内の病院に入院したと26日、所属事務所が発表した。
おそらくメディアが集まることを考慮して、具体的な病院名は明かしてないのでしょう。
ただ、円楽さんの自宅は東京都中野区にあるとされており、救急搬送をされたことを考えると、自宅周辺の病院なのではないかと推定できます。
(デイリースポーツ)
中野区にある病院で救急搬送が可能な病院は、以下の5つの病院。
- 中野共立病院
- 横畠病院
- 総合東京病院
- 中野江古田病院
- 新渡戸記念中野総合病院
そのため、この5つのうちのどこかに円楽さんは入院したのではないでしょうか。
しかし、円楽さんが救急搬送されたのは2022年1月。
リハビリや仕事復帰に向けて、もしかしたら別の病院に移っている可能性もあるかもしれません。
2022年9月現在も病気と闘っている円楽さん。
(ヨミドクター)
今後の動向にも注目です。