いまだに昔ながらの丁稚制度を採用している注文家具製作会社「秋山木工」。
そんな「秋山木工」をつくり上げたのは、「秋山利輝(あきやまとしてる)」社長です。
今回は秋山利輝さんのプロフィールや経歴、結婚歴や嫁との馴れ初め・離婚理由、子供の年齢や性別・学校などについて調べてみました。
秋山利輝のプロフィールと経歴
プロフィール
秋山利輝さんは奈良県明日香村出身で、6人兄弟の3番目の子供として生まれました。
(タウンニュース)
1943年生まれなので、2024年で81になる歳ですね。
家は貧乏で成績は「オール1」
秋山利輝さんの家は幼い頃父親の事業が破産し、村でも有名な貧乏一家だったそうです。
秋山は小学4年から新聞配達のアルバイトで家計を支えた。毎日の食事に困り、近所へ米を分けてもらいに行くこともしばしばだった。(ミミヨリ)
なんと8畳1間で家族8人暮らしていたとのこと。
そんな家庭で育った秋山利輝さんは、小中学生の頃「オール1」を取るような勉強も運動もできない子供だったといいます。
中学2年生になるまで自分の名前を漢字で書くことすらできなかったのだとか。
手先だけは器用だった
けれど手先はとても器用で、村人から大工仕事を任されることもあったそうです。
八畳一間のボロ家だった自宅が雨風で吹き飛ばされそうになると、いつも秋山が家を修繕した。そのたびに、近所のおばちゃんたちから「あんた、上手にやるね」と褒められ、褒められついで棚を作ってあげたり、雨戸の修理を頼まれたりしていた。
(ミミヨリ)
さらに「2階建ての鶏小屋」を作ったり、「船を作る」という図工の課題で周りの生徒がイカダのような船を作る中、秋山利輝さんだけ「大砲付きの軍艦」を作ったりしていたそう。
幼い頃からものづくりの才能に長けていたようですね。
経歴
中学卒業後すぐに家具職人の道へ
そんな秋山利輝さんは学校の先生に勧められ、中学卒業後は大阪にある注文家具店に就職したそうです。
そこで丁稚として5年間修業しました。
「丁稚」とは職人のもとに住み込みで奉公する見習いのことを言います。
秋山利輝さんは5年かけて家具職人になったのちも、同家具店で2年間働いていたようですね。
そして22歳の時に「ここにいては親父さんを越えられない」と辞職を決意。
7年間お世話になった大阪の親方の元から独り立ち
その後、兵庫県伊丹市にある家具店に転職しました。
23歳の時にはこの会社で松坂屋新装オープンの仕事に携わったそうです。
松坂屋が無事オープンした後、東京へ腕試しに行きたい思いが強くなり、知人デザイナーの紹介で東京の会社に就職。
その後、三越デパートの注文家具製作部門である「三越製作所」に移籍しました。
26歳の時には皇居の家具を作る役目を担うなど、家具職人として絶好調の時だったそう。
しかしその直後に、なんと三越製作所をクビになってしまいます。
「残業をあまりしないから」という理由で退職を余儀なくされたそうです。
27歳の時に「秋山木工」を設立
そして1971年、三越製作所を辞めた3人で「秋山木工」を設立しました。
秋山利輝さんは当時27歳。
当初は神奈川県川崎市鷺沼に会社を設立したようです。
しかし会社が大きくなり、作業所に広いスペースが必要になったため、1998年に「秋山木工」を横浜市都筑区へ移転しました。
そして2010年には丁稚見習いとして若手職人を育てる「秋山学校」を設立。
2020年には若年層引きこもりやニートを対象とした職業体験学校「101カレッジ」の校長に就任しています。
いまだに若手育成のために精力的に活動していてすごいですね。
秋山利輝の嫁は2人で馴れ初めや離婚理由は?
秋山利輝さんには結婚歴が2回あります。
ここでは秋山利輝さんの2人の嫁について見ていきましょう。
秋山利輝の嫁1人目 秋山史
秋山利輝さんの嫁1人目は「秋山史」さんと言います。
秋山利輝さんと秋山史さんの馴れ初めは東京での出会いがきっかけだったそう。
秋山利輝さんが上京した後に出会ったので、23歳から26歳の間に結婚したことになるのでしょうか。
「当時の職場である三越製作所で出会った」という噂もありますが、真偽は不明です。
現在秋山利輝さんは別の女性と結婚していますが、どうやら秋山史さんとは離婚ではなく死別だったようですね。
そのため離婚理由はありません。
最愛の奥さん、史さんが病気で亡くなったとき、お棺にすがりついて「俺も一緒に焼いてくれ」と泣いてた秋山さんでした。(赤塚高仁ブログ)
秋山利輝さんは秋山史さんをとても愛していたのでしょうね。
秋山利輝の嫁2人目 30歳年下の岐阜県出身の女性
秋山利輝さんの嫁2人目は、なんと秋山利輝さんより30歳年下の女性だそうです。
今のお嫁さんは秋山利輝さんと仲が深い建設会社社長の友達だったのだとか。
秋山利輝さんは今のお嫁さんと出会ったとき、すでに63歳でした。
今のお嫁さんが秋山利輝さんに惚れ込んで、なんと岐阜県の実家から飛び出し「秋山木工」に入社したのだそう。
今のお嫁さんは当時30代で結婚歴もなかったため、両親には猛反対されたようですね。
しかし最終的には秋山利輝さんと結婚し、今でも幸せに暮らしているそう。
好きな人を追いかけて職場にまで入ってしまうとは、今のお嫁さんはとても情熱的な方ですね。
秋山利輝の子供の年齢や性別、学校は?
秋山利輝さんには4人子供がいます。
前の嫁との間に2人、今の嫁との間に2人ですね。
前の嫁との子供2人
秋山利輝さんと前の嫁・秋山史さんとの子供は、どちらも性別は女性だそうです。
上の娘さんは、秋山利輝さんが26歳の時に三越製作所をクビになる直前にできた子供だそう。
そのため1969年ごろの生まれかと思われます。
年齢は2024年現在55歳くらいになるのでしょうか。
娘さんはどちらも結婚されているようですね。
以来、25年のお付き合いをさせていただき、二人のお嬢さんの結婚式ではワシは、司会をさせてもらいました。(赤塚高仁ブログ)
下の娘さんの年齢については判明していませんが、名前は「ナナ」さんというそうです。
今の嫁との子供2人
秋山利輝さんと今のお嫁さんとの子供は、どちらも性別は男の子だそう。
小澤良介さんのブログで
なんと秋山代表は御歳69歳にして、再婚した奥様との間に0歳の男の子、3歳の男の子を持つ二児のお父さん。(小澤良介オフィシャルブログ)
と紹介されていました(現在は削除)。
上の息子さんは2012年に3歳だったので、2009年ごろの生まれでしょうか。
そうなると2024年現在15歳で中学3年生になりますね。
下の息子さんは2012年ごろの生まれのようです。
2024年現在12歳で小学6年生くらいだと思われます。
今の嫁との子供2人が通っている学校
秋山利輝さんの息子さん2人が通っている学校は一体どこなのでしょうか。
「秋山木工」が神奈川県横浜市都筑区にあるので、秋山利輝さんの自宅もその周辺にあると推測されます。
そうなると上の息子さんが通っている中学校は、
- 横浜市立中川西中学校
- 横浜市荏田(えだ)南中学校
あたりでしょうか。
下の息子さんが通っている小学校は、
- 横浜市立都筑(つづき)小学校
- 横浜市立中川西小学校
- 横浜市立荏田小学校
- 横浜市立つづきの丘小学校
あたりかもしれませんね。
ただ、秋山利輝さんの自宅住所は判明していませんし、息子さんたちの通っている学校も特定には至りませんでした。
それにしても60代後半で子供を2人もつくるバイタリティがすごいですね。
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