歌集「サラダ記念日」が異例のヒットを飛ばした歌人の俵万智さん。
そんな俵万智さんは、未婚の母なのだそう。
今回は俵万智さんの夫であり、息子の父親は誰なのか、また結婚しない理由や息子の高校はどこなのか、さらに息子の大学や名言などについても調べてみました。
俵万智の夫(息子の父親)は誰?結婚しない理由は?
40歳で未婚の母に
俵万智さんは、1962年12月31日生まれで、年齢は2023年で61歳になります。
2003年11月3日、40歳のときに人工授精で息子を出産。
しかし、結婚はしていないため、未婚のシングルマザーとなりました。
(好書好日)
俵万智さんの意向で、息子の父親が誰かは明かされていません。
息子にも「父親はもう死んでいる」と伝えているそうです。
ここからは、俵万智さんの夫の可能性がありそうな人について見ていきましょう。
夫候補① 年上のカメラマン
まず1人目が、年上のカメラマンです。
俵万智さんは、2003年8月に「トリアングル」という小説を、読売新聞で連載。
その内容は、33歳のヒロインが、
- 早稲田大学時代から付き合っていた「アイツ」
- 12歳年上の妻子あるカメラマンM
- 7歳年下のフリーター男性
という3人の男性の間で揺れ動く恋愛小説でした。
この中でも、ヒロインが一番愛していたのはMさんです。
ヒロインは40歳が近づくにつれ、なんとか子どもがほしいという思いが強くなり、子どもの父親はMさんしかいないと考えます。
実は、この小説は俵万智さんの自伝小説なのではないかと言われているそう。
なぜかというと、俵万智さんは早稲田大学出身な上に、40歳で子供を産んでいるなど、ヒロインに重なるところが多々あるからです。
そのため、俵万智さんの夫は、小説に出てくるカメラマンMさんのモデルだった可能性も否定できません。
夫候補② 年下の彼氏
2023年2月27日の「プロフェッショナル仕事の流儀」では、俵万智さんの日常生活に密着。
そのなかで、彼氏とのデートも映されていました。
お相手は、10年来の付き合いである年下の男性。
もしかしたらこの彼氏は、小説「トリアングル」に出てくる、年下男性のモデルになった方なのではないでしょうか。
「トリアングル」では、結局3人の男性のうち、誰の子供をヒロインが産んだかは分かっていません。
そのため、もし小説が自伝だとしたら、俵万智さんはカメラマンMさんではなく、この年下男性の子供を産んだ可能性もあります。
年下男性とは2023年現在も付き合いが続いているため、もしかしたら恋人のまま、息子さんのことを見守っていたのではないでしょうか。
ただ、確証はないため、俵万智さんの夫が誰なのか、真相は不明です。
結婚しない理由① 不倫関係
それにしてもなぜ、俵万智さんは、息子の父親と結婚しなかったのでしょうか。
2020年12月12日の「週刊女性」によると、俵万智さんは不倫も辞さないというような価値観を持っているそう。
(PRTIMES)
たとえ恋人でも嫉妬心や所有欲はなく、相手と豊かな時間を過ごせればそれでいいのだとか。
つまらない人を永遠に所有するより、素晴らしい人をシェアする方がいいという考えなのだそう。
不倫を匂わせる歌も詠っています。
焼き肉とグラタンが好きという少女よ私はあなたのお父さんが好き
そのため、息子の父親も不倫相手だったのかもしれません。
そうなると、略奪してまで一緒になる気はなかったのではないでしょうか。
結婚しない理由② 結婚にこだわらない
俵万智さんは、小説「トリアングル」で、こんなことを書いています。
「結婚と恋愛はセットにならない」
「お互いの関係がよりよくなると思えるなら結婚すればいい」
子供はほしいけれど、結婚は必須だとは考えていなかったようですね。
そのため、結婚の必要性を感じられず、未婚を選択したのではないでしょうか。
俵万智の息子の高校は全寮制のどこ?
息子の意志で高校を決めた
俵万智さんの息子さんの名前は、俵匠見さんといいます。
2003年11月3日生まれで、年齢は2023年で20歳になる年です。
中学に入るまでの5年間は石垣島で暮らしていたそう。
その後、宮崎県立の男女共学の中高一貫校に進学。
2022年6月30日の「アエラドット」によると、俵万智さんが高校生の「牧水・短歌甲子園」で、宮崎県に訪れたときに「ユニークな学校」だと紹介してもらった学校なのだとか。
オープンスクールに行ってみると、俵匠見さんはすぐにこの学校を気に入り「絶対この学校に通いたい。だから勉強も頑張る」と熱意を見せたそう。
実は俵万智さん的に、第一志望の学校は他にあったといいます。
しかし、俵匠見さんの熱意や、一つのテーマをじっくり学ぶ「探究型学習」重視の教育方針、在校生の人柄などを見て、先述の学校進学に賛成したのだとか。
その学校は一体どこなのでしょうか。
息子の高校は五ヶ瀬
2023年3月2日、「五ヶ瀬中等教育学校」のnoteで、「本校の卒業生の保護者でもある,歌人の俵万智さん」と紹介されていました。
また「プロフェッショナル」でも、俵万智さんが五ヶ瀬を訪れています。
そのため、俵匠見さんは宮崎県立の中高一貫校である五ヶ瀬中等教育学校に通っていたようです。
全寮制のため、俵万智さんと俵匠見さんも6年間離れて暮らしていたのだとか。
俵匠見さんは最初の頃ホームシックになってしまったそうです。
しかし、学年が上がると寮長を務め、集団生活の中でリーダーシップを発揮するまでになったといいます。
2022年6月30日の「アエラドット」によると、寮では携帯電話の使用が禁止されていたため、俵万智さんは俵匠見さんにハガキを送っていたそう。
(朝日新聞)
この「携帯電話禁止」の条件に一致する学校には、鹿児島の「ラ・サール中学校・高等学校」もあり、俵匠見さんはそちらに通っているのではないかと言われていたこともありました。
しかし、先述した通りnoteや俵万智さんの発言で、俵匠見さんが五ヶ瀬出身なのは明らかなため、ラサールではなかったようですね。
高校在学中に国主催のワークショップで受賞
俵匠見さんは、2021年の「言語資源活用ワークショップ」に参加していました。
その時に顔写真も公開されています。
(https://pre-miya.com/)
俵万智さんに似ていますね。
俵匠見さんは、現代短歌の字余りに着目した独自研究発表し、見事優秀賞を受賞。
また、「全国高校生短歌オンライン甲子園準優勝」でも準優勝を果たしています。
母・俵万智さんの才能をしっかり受け継いでいるようですね。
俵万智の息子の大学はどこ?
息子の大学候補① 早稲田大学
2022年6月30日の「アエラドット」によると、俵万智さんの息子・俵匠見さんは東京の大学に通っているそうです。
しかし、それ以上の情報はありません。
ただ、ネット上ではいくつか大学の噂が出ていました。
まず1つ目は、早稲田大学です。
(https://souken.shingakunet.com/)
早稲田大学といえば、俵万智さんの母校ですね。
そのため、俵匠見さんもお母さんと同じ大学に進学したのではないかと思われているようです。
息子の大学候補② 東京大学
俵匠見さんの大学候補2つ目は、東京大学です。
(https://www.u-tokyo.ac.jp/)
俵匠見さんのツイッターアカウントを見てみると、「言語学とAIのお勉強中」と書かれています。
そして、俵匠見さんが大学を卒業した2022年の五ヶ瀬中等教育学校の進学実績がこちら。
(http://www.miyazaki-c.ed.jp/)
この中で、
- 東京にある大学
- 言語学やAIについて学べる
となると、東京大学文学部しかありません。
そのため、俵匠見さんは2023年現在、東京大学に通っている可能性があるのではないでしょうか。
ただ、俵万智さんが息子さんの大学を公表しているわけではないため、真相は不明です。
俵万智の息子の名言15選
俵万智さんの息子・俵匠見さんは、小学生時代同級生に「無敵のへりくつマシーン」と言われていたほど口が達者なのだそうです。
俵万智さんのツイッターでは、息子さんの名言をたびたび紹介しています。
ここからは、そんな息子さんの名言をいくつか見ていきましょう。
- 「先生ってさあ、前を見なさい!って言うよね。でもさあ、オレにとっては、見ているほうが前なんだよね」
- 「集中は疲れるけど、夢中は疲れないんだよ!」
- 「鳴かぬなら鳴かんでええわホトトギス」
- 「今の日本、少子化だよね。サンタさんも、手厚くなるんじゃないかなと思って」
- 「レイワは零話とも書ける…ここから新しい物語が始まるってことかな?」
- 「自分で”奇跡の”とか”大”サーカスとかって言ってるやつだね。見たい見たい!」
- 「風呂場全体が乾燥機になるの? 楽しそう! オレも一緒に入っていい?」
- 「おもてなしってさあ…ウラがあるってことだよね!」
- 「や党と、よ党のあいだに、ゆ党ってないの?」
- 「(俵万智の手作りランチを見て)カフェ飯か! 俺にはもったいないクオリティだな!」
- 「(電子書籍)便利だね!でもオレは、コロコロコミックをめくる時、顔に感じる風が好きなんだよなー」
- 「(祖母の米寿祝いに)おおばあちゃん、次は何色になるの?」
- 「あ、わかった! お母さん、もうラ・フランス!(ようなし)」
- 「(誕生日会が終わり)今月は、あと地味に過ごすしかないな」
- 俵万智「ナニ様のつもり?」息子「…お子様」
さすが俵万智さんのお子さんだけあって、言葉のチョイスが素晴らしいですね。
発想も面白いです。
こういった感性を俵万智さんが大切にしたからこそ、立派に成長したのではないでしょうか。
ここまで、俵万智さんの夫や子供について見てきました。
今後も俵万智さんの活躍に注目です。