個性派俳優として存在感を発揮しているムロツヨシさん。
喜劇役者として明るいイメージが強いですが、生い立ちは壮絶なのだとか。
今回はムロツヨシさんの本名や韓国人説、生い立ちエピソードや母親と再会したのはいつなのかについても調べてみました。
ムロツヨシの本名は福室剛?韓国人説の真相は?
本名は福室剛?
ムロツヨシさんは、1976年1月23日生まれで、年齢は2025年で49歳になります。
(https://x.gd/z47hr)
出身は神奈川県横浜市港北区菊名。
本名は公開されていません。
ただ、「福室剛(ふくむろ・つよし)」という名前が有力だと言われています。
その理由は、過去にムロツヨシさんの卒業アルバム画像が流出した際、下に書いてある名前が福室剛だったと噂されているからです。
現在出回っている卒アル画像は名前部分が切り取られているため、本当に福室剛なのかは分かりません。
(https://resumedia.jp/30429.html)
ですが、「福室」という名字は神奈川県に多い名字とのことなので、可能性はあるのかもしれませんね。
2016年5月27日のテレビ朝日「徹子の部屋」によると、ムロツヨシさんが本名を明かさない理由としては、生き別れになり新たな家庭を作っている母親が、本名だとすぐ自分に気づいて目障りに思うのでは?と思ったからなのだとか。(生い立ちは詳しく後述)
遅咲きのブレイクだったため、本名でもよかったかもしれない、とも語っていましたが、なんだか複雑な理由ですね。
ムロツヨシの韓国人説
ムロツヨシさんは韓国人だという噂も出ているようです。
(https://eiga.com/person/72899/)
しかし、ムロツヨシさんが自身のルーツを語ったことはないため、真相は分かっていません。
ただ、信憑性に欠けることから、デマの可能性が高いのではないでしょうか。
そもそも、ムロツヨシさんが韓国人だと思われた理由は、
- 本名非公開
- 出身が神奈川県
といったことからなのだとか。
先述した通り、ムロツヨシさんは本名を非公開にしています。
そのため、韓国人であることを隠すために本名を明かさないのでは?と思われたようです。
ですが、本名を非公開にした理由は母親を思いやってのことであり、出自を隠すためではありません。
また、出身が神奈川県であることも韓国人説に拍車をかけたよう。
神奈川は全国で4番目に在日韓国人が多い地域です。
そこからムロツヨシさんも在日韓国人だと思われたのでしょう。
ムロツヨシの壮絶な生い立ちエピソード6選
生い立ちが壮絶
ムロツヨシさんは明るいイメージに反して、生い立ちが壮絶なのだとか。
2016年5月27日のテレビ朝日「徹子の部屋」や2018年11月5日の「週刊現代」などで語られた生い立ちエピソードとして、
- 母親が家を出て行った
- 親戚の家に預けられた
- 父親が再婚
- 父親と生き別れ
- 姉がグレて出ていく
- 父親の借金が原因で大学中退?
があります。
具体的に見ていきましょう。
エピソード① 母親が家を出て行った
生い立ちエピソード1つ目は、母親が家を出て行ったことです。
ムロツヨシさんの両親は、ムロツヨシさんが4歳のときに離婚したそう。
ムロツヨシさんが生まれた頃からすでに喧嘩が絶えなかったという両親。
そして、母親はムロツヨシさんと姉を置いて家を出て行ってしまったのだとか。
(https://x.gd/iAHPh)
最後の母親の記憶は、トランクに荷物を詰める姿だったといいます。
切ないですね。
母親の年齢や職業は分かっていません。
ただ、ムロツヨシさんの年齢から考えると、70代〜80代くらいなのではないでしょうか。
また、子供を置いて出て行ったということは、専業主婦で経済力がなかったのかもしれません。
その後、40年近く母親とは会っていなかったそうです。
エピソード② 親戚の家に預けられた
生い立ちエピソード2つ目は、親戚の家に預けられたことです。
ムロツヨシさんの父親は大工だったそう。
年齢は分かっていませんが、母親と同じく70代〜80代なのではないでしょうか。
両親が離婚後、父親が親権を持つことになったムロツヨシさん一家。
(https://x.gd/iAHPh)
ところが、父親は子供を放置して3人の子持ち女性と暮らし始めてしまったのだとか。
そのため、ムロツヨシさんは父方の叔母夫婦の家に預けられたそうです。
鮮魚店を営んでおり、忙しかった叔母や叔父に代わって、同居していた祖父母が世話をしてくれたといいます。
親族はまともそうなのでまだよかったですが、この居候生活でムロツヨシさんは「嫌われたら生きる場所がなくなってしまうという防衛本能」を発揮して、常に明るく振る舞うようになったそうです。
エピソード③ 父親が再婚
生い立ちエピソード3つ目は、父親が再婚したことです。
ムロツヨシさんが11歳のとき、父親から再婚することを告げられたそう。
しかし、再婚相手はそれまで同棲していた女性ではなく、新しい女性だったのだとか。
(https://www.crank-in.net/interview/43271/)
女性には息子と娘がおり、ムロツヨシさんには弟と妹がいっぺんにできることに。
父親は横浜市神奈川区内にアパートを2部屋借り、1部屋を父親と新しい家族用、その隣の部屋をムロツヨシさんや姉、祖父母の家にしたといいます。
祖父は横浜市中央卸売市場に勤めていて、朝早くから働いていたようで、ムロツヨシさんは祖母に懐いていたそうです。
エピソード④ 父親と生き別れ
生い立ちエピソード4つ目は、父親と生き別れになったことです。
(https://x.gd/ynfaL)
子持ち女性と再婚した父親でしたが、その結婚もうまくいかず、数年後離婚することに。
親戚と父親の仲も悪くなり、
「俺は親戚の家をとるから、お互い頑張って生きていきましょう」
と21歳頃に父親とも生き別れとなってしまったのだとか。
それ以降、長年会っていないそうですが、2022年6月17日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」によると、2019年頃に電話がかかってきたといいます。
父親はまた新たな女性と再婚していたそうで、
「親父は好きなことをやって、(父が交際する)女性が変わっていく姿を見て、逆に楽しそうだなって思ったんですよ」
と語っていました。
父親を恨むでもなくポジティブに捉えられるのはすごいですね。
エピソード⑤ 姉がグレて出ていく
生い立ちエピソード5つ目は、姉がグレて出て行ったことです。
(https://x.gd/abviF)
ムロツヨシさんの姉は5歳上とのこと。
そのため、1971年生まれで、年齢は2025年で54歳になる年なのでしょう。
姉は父親が再婚し、2部屋で暮らし始めた頃、反抗期でグレてしまったよう。
先述の「徹子の部屋」で、ムロツヨシさんは、
「お姉さんは、当時の『積木くずし』のような方だったんです」
と語っていました。
積木くずしといえば、さまざまな要因が重なり、暴走族に入ってしまった非行少女の物語ですね。
ある日、姉は家を出て行ってしまったそうで、それ以来姉とも会っていないよう。
そのため、現在姉がどんな仕事をしているのかは分かっていません。
ムロツヨシさんはグレてしまった姉と、精神的に弱ってしまった祖父母を見て、自分は真面目に生きようと思ったそうです。
エピソード⑥ 父親の借金が原因で大学中退?
生い立ちエピソード6つ目は、父親の借金が原因で大学中退したことです。
(https://x.gd/EMoMA)
ムロツヨシさんは高校卒業後、一浪して「東京理科大学理学部数学科」に合格します。
ところが、わずか3週間で大学を中退。
舞台「陽だまりの樹」の段田安則さんの演技を見て、俳優を志したためだったそうですが、他にも理由があったよう。
(https://x.gd/z2Q1q)
それが、父親の借金です。
ムロツヨシさんが21歳の頃、父親が借金をして、保証人になっていた父方の親戚が自己破産。
そこに身を寄せていたムロツヨシさんも経済的に逼迫したため、大学を辞める一因になってしまったそう。
そこから、
「一人でやりたいことをやって、育ててよかったと思ってもらえるようになろう」
と考えるようになり、役者の道に進んだそうです。
大学を辞めるときは「せっかく入った大学なのだから」と止められたそうですが、今では親戚もムロツヨシさんの活躍を喜んでくれているようなので、よかったですね。
ムロツヨシと母親が再会したのはいつ?
2021年10月1日放送のフジテレビ「さんまのまんま秋SP」によると、ムロツヨシさんは2019年頃母親と再会したそうです。
(https://www.ktv.jp/mamma/211001.html)
2019年5月放送の同番組で「4歳で両親が離婚して、40年間母親と会っていない」と生い立ちを告白したところ、1週間か10日ほど経ったときに、
「さんまのまんまを見て私が生んだ子だと分かりました、お会いできませんか」
と、所属事務所に母親から手紙が来たのだとか。
ムロツヨシさんは「母君の人生の物語に僕が出演しないほうがいい」と思っていたそうで、会うかどうか悩み、いろいろな人に相談したそう。
その中で、リリー・フランキーさんから「会わない後悔より会う後悔、行ってきなさい。行ってきたらどうだ」との言葉を受け、会う決心をしたといいます。
(https://moviewalker.jp/person/180668/)
再会したのはホテルの会議室。
「やっと会えました」と言ってもらえたそうです。
1時間ほど話をしたそうですが、踏み込んだ話はしなかったといいます。
ムロツヨシさんが、
「生んでくれてありがとうございます」
「僕は恨んでいないしこの家庭環境のおかげで役者という道を選んで、意地にもなれた」
と伝えたところ、母親からは「よかった」と返されたそう。
ただ、母親から謝罪の言葉はなかったといいます。
母親は再婚しており、新しい家族がいるため「できる限り僕はこれ以上踏み込まないようにしようと思っています」「幸せを願わせてください」と伝えたというムロツヨシさん。
再会後、育ての親である叔母に母親と会ったことを伝えたところ「良かった、会えたんだね」と言われたそうです。
複雑な思いはたくさんあるのでしょうが、それでも相手を思いやって感謝の言葉を伝えるところが素敵ですね。
ここまでムロツヨシさんの本名や生い立ちなどについて見てきました。
今後もムロツヨシさんの活躍に注目です。
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