スッキリ打ち切り&加藤浩次の吉本退社理由は？年収、ギャラについても

『がっちりマンデー！！』『人生最高レストラン』など、人気番組のMCをつとめる加藤浩次さん。

吉本興業退社後も変わらない活躍を続けてきましたが、2023年3月31日で「スッキリ」が終了し、当然MCも降板となりました。

フリーとなった加藤浩次さんの現在の年収なども含め、『スッキリ』終了の理由や吉本興業の退社理由など詳しく調査しました。

スッキリの打ち切り、終了理由は？

2023年3月31日で番組自体が終了となった「スッキリ」。

(excitenews)

2023年4月3日からは山里亮太さんと元NHKの武田真一アナ、黒田みゆアナウンサーがMCの「DayDay.」がスタートします。

「スッキリ」については加藤浩次さんの降板がずっと噂されていましたが、加藤浩次さんの降板ではなく番組自体の終了となったのですね。

加藤浩次さんといえば、宮迫博之さんなどの闇営業問題が発端となり、自身も吉本興業から離れることになって2021年3月末までは吉本とエージェント契約を結んでいましたが、その後完全フリーランスとなったことが話題になりました。

(pinterest)

吉本興業との微妙な関係から、テレビから干されてしまうのでは心配の声が上がったのです。

しかしその後1年間とくに目立った動きはなく、吉本興業とは円満なお別れだったのではなんて声も聞かれていました。本当のところはどうなのでしょうか？

(pinterest)

実は関係者のあいだでは、以前から加藤浩次さんの『スッキリ』降板はこの2021年3月の改編期であると見られていました。

なぜ1年経った今さらなのか、理由とされているのは、

ということのようです。

少し期間を置いてからじわじわと粛清されるということでしょうか。

「加藤さんと吉本との契約が終了したのは3月末で、テレビ業界ではちょうど春の改編の時期でしたが、そのタイミングでは番組の打ち切り・降板などは早急過ぎました。吉本の影響があからさまに見えすぎてしまいますからね。そこで、『加藤に大きな動きがあるとしたら来春の改編だろう』と言われていました」（制作会社のスタッフ）(AERA.dot)

(週刊女性)

「吉本興業との契約が終了した時点で『スッキリ』降板となる可能性が囁かれていましたが、最近、日テレの局内では“加藤さんの降板がついに内定した”といった話も流れているんです。各局の来春の番組改編に関してはだいたい今のくらいの時期から動きがありますからね。加藤さんの『スッキリ』降板が事実だとしたら、突然の“宮迫発言”の意図も想像できますし、実際に業界内からは『朝の情報番組の降板が内定したことで加藤がバラエティ出演を増やし、かつての狂犬ぶりを復活させようとしているんじゃないか」（放送作家）（日刊サイゾー）

以前も『スッキリ』で、宮迫博之さんの名前を連呼する場面があり話題になっていました。

もしかしたら加藤浩次さんにはもすでに降板が知らされているのではとも言われています。

このまま芸能界追放という結果になるかもという声もありますが、宮迫博之さんのことを考えればあり得ないことではないですよね。

(pinterest)

週刊現代では『スッキリ』の次のMCは藤井貴彦アナウンサーにする動きがあるとも報じています。

「加藤の夏休み中に『スッキリ』の代役MCを務めた際には、トレンド入りするなど大反響。ネット上でも『藤井アナ　大正解～』『朝の藤井アナは癒し』『藤井アナの安心感』との声が上がり、視聴者からも歓迎されたようです。日テレとしても『好きな男性アナランキング』で上位になる藤井アナのフリー転身を引き留めるためにも“朝の顔”に抜擢したい意向があるようです」（週刊誌記者）

「コロナ禍で広告収入が激減しているなか、ギャラの高い加藤から局アナに代えれば、制作費も億単位で削減できて一石二鳥。吉本芸人であれば、ほかの番組から人気芸人を引き上げるという圧力をかけられそうですが、加藤はすでに吉本とは関係のない人間になっていますから、切るのはさほど難しくありませんしね」（制作会社関係者）

加藤浩次さんの『スッキリ』降板はやはり既定路線なのでしょうか。

(日本テレビ)

少数派ですが、加藤浩次さんの人望から干されることはないのではという意見もあります。

「加藤さんは兄貴肌できちんとリーダーシップをとる半面、偉ぶらずにスタッフや共演者にも気さくに話し、もともと現場の受けはよかった。フリーになってからは危機感の表れか、ますます対応が良くなったと評判です。しかもギャラも下げているようで、お得感があるのも露出が増えた理由でしょう」（民放テレビ局の情報番組スタッフ）(zakzak)

多くの関係者の話は出ているもののどれもあくまでうわさ止まりであって、まだ正式な発表があったわけではありません。

しかしながら、春の改編が山場なのは間違いないでしょう。

加藤浩次さんがタレントとして大事な局面を迎える春になりそうですね。

加藤浩次の吉本退社理由や新事務所とは？

そもそも、加藤浩次さんがはどうして吉本を退社することになってしまったのでしょうか。

(excitenews)

事の発端は前述の宮迫博之さんなどの闇営業問題ですが、加藤浩次さんが闇営業を行ったわけではないんですよね。

吉本退社理由「加藤の乱」

闇営業を行った、宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが、吉本興業の岡本昭彦社長から、

「会見を開くなら闇営業に関わった全員を連帯責任でクビにする」

と言われたことを暴露したことに対して、加藤浩次さんが、『スッキリ』で憤りをあらわにして、

「今の社長、会長体制が続くのなら俺は吉本興業を辞める」

と断言したことがきっかけでした。

(YouTube)

この加藤浩次さんの発言からの騒動は、通称「加藤の乱」と呼ばれています。

その後、吉本の大崎洋会長と３時間超の会談を行い、加藤浩次さんは吉本と専属エージェント契約を締結しています。

事務所はタレントの代理人として、仕事獲得の窓口となり、その仕事が実現した場合、ギャラの10~15%の成功報酬を受け取るというもので、タレントにとってマネジメント契約よりもギャラの取り分が増える上、スケジュール管理も自らの裁量で決めることができるという、加藤浩次さん側にメリットが大きい契約でした。

(スポニチ)

一旦落ち着いたかに見えた「加藤の乱」でしたが、2021年の3月吉本側から契約更新をしない旨が通達されます。

加藤浩次さんにとってはこれは寝耳に水のことだったようで、『スッキリ』でもこのように心境を語っていました。

「僕もびっくりしてるというか、そうなったかみたいなところがある」

結局、会社に噛み付いた人間を吉本興業は許さなかったということでしょうか。

(テレビ西日本)

ダウンタウンの松本人志さんは『ワイドナショー』でこの件について

「吉本に実がなさすぎる。皆がこの契約したら吉本つぶれちゃうよ、ていういうことみたい」

と発言をされていたので、吉本側にメリットがないことも要因としてあるのでしょう。

新事務所「82style」

エージェント契約をしていた1年半ほどは加藤浩次さんは個人事務所「有限会社加藤タクシー」を設立して、取締役兼所属タレントとして活動していました。（代表が妻の香織さんだったそうです）

(82style)

エージェント契約が終了した2021年4月からは、「82style」という会社を設立してこちらを新事務所としています。

(日本放送)

2021年4月、ラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』にゲスト出演した際には、個人事務所を「加藤タクシー」から「82style」へと変更した理由をこのように話していました。

加藤浩次：加藤タクシーって会社、俺も持ってたんだけど、個人会社になるわけじゃん。

岡村隆史：そうやんかなぁ。

加藤浩次：そうなるとさ、「有限会社 加藤タクシー」ってふざけた名前で会社できないでしょ。

矢部浩之：ちょっとな、ふざけてんもんな。

加藤浩次：うん、だからやっぱちゃんとして、82styleって名前に変えたんだよね。変えたっていうか、新しい会社作ったんだよね。

(吉本興業)

ちなみに相方の山本圭壱さんは吉本興業に所属したままなんですよね。

ラジオでは、ナインティナインの二人から山本圭壱さんが「82style」に行かないのかとイジられていました。

山本「せっかく吉本に戻ったのに行きませんよ。私は吉本styleです（笑）」

矢部「でも82styleに行くことを1回は考えた？」

山本「1回も考えてません（笑）」

加藤「でもどうすんだよ、吉本から契約更新しませんって言われたら（笑）」

山本「そんなん・・（笑）。」

岡村「もしかしたらあるかもわからないですよ（笑）」

山本「（そうなったら）山本styleですよ！（笑）」

一同「それなら82style行きーや！（笑）」

山本「今度は俺が吉本に連れ戻す」

一度吉本興業を解雇になったにも関わらず、加藤浩次さんや周りの芸人の尽力もあって、吉本に復帰した山本圭壱さん、もしかしたら今度は加藤浩次さんを吉本に復帰させることもあるかもしれませんよね。

(82style)

新事務所である「82style」のホームページには、8割思いっきり仕事し、2割思いっきり遊ぶ事務所とあります。

新事務所でも仕事に邁進しようという意気込みと、楽しみながら仕事をする余裕が感じられますね。

加藤浩次の年収やスッキリのギャラはいくら？

(MBS毎日放送)

吉本興業の大先輩にあたるお笑いコンビトミーズのトミーズ雅さんが2021年6月自身のMC番組「せやねん！」で芸人のギャラ事情について、加藤浩次さんの『スッキリ』のギャラを1本200万円ぐらいだろうと断言して、周囲を驚かせていました。

(abemadaisuki.com)

加藤浩次さん自身は2017年にAbemaTVの『極楽とんぼKAGERU TV』で『スッキリ」のギャラを1本85000円と暴露しています。

当時は吉本興業に所属していたので、本人のギャラの取り分も少なかったと思われますが、出演者からも「そんなわけない！」と総ツッコミにあっており、トミーズ雅さんの発言した金額ともだいぶ開きがあるので実際はもっともらっていたと思われます。

加藤浩次さんは同じ番組で自身の年収についても、

「1億ないくらい」

と発言していました。

帯番組やレギュラー番組を多数抱える売れっ子芸人にしては明らかに少ない印象です。年収も少なめに発言していたのでしょうね。

(pinterest)

現在は『スッキリ』を含めたテレビ番組のレギュラーを6本、他にもラジオやAbemaTVのレギュラー番組、CMにも出演しており、完全にフリーランスとなっているので、ギャラを多少安くしていたとしても、2017年から年収が下がっているということは考えにくいでしょう。

個人事務所となれば経費がかかってきて単純にギャラがそのまま年収になるわけではないので年収の想定は難しいです。

しかし、吉本興業はギャラの取り分が低いとされているので、年収は吉本に所属していたときよりは上がっているとみて良いのではないでしょうか。

(pinterest)

仮に『スッキリ』1本50〜100万円としても、週5本で250~500万円、月で1000~2000万円、年間にすると1億2000〜2億4000万円になるんですよね。

他の出演番組やCMを合わせればギャラは3億円程度はありそうです。

年収は1億円よりもっともっと稼いでいそうです。

万が一『スッキリ』降板となれば間違いなく年収も大きく減少するでしょうから、加藤浩次さんにとっては一大事ですよね。どんな春を迎えるのか目が離せませんね。