「もう限界です。助けてください」という貼り紙で話題となった旨辛麺かつくに荻窪店。
応援しよう!という声も多かった反面、様々な疑惑もささやかれています。
かつくに荻窪が炎上した理由はなんなのか?
店主の山崎悦子さんとはどんな人物なのか?父親は?など詳しく調査しました。
かつくに荻窪が炎上した3つの理由とは?
2020年6月にラーメン激戦区荻窪にオープンした「旨辛めん かつくに」荻窪店。
その「かつくに」の店主である山崎悦子さんが2021年5月にツイッターにあげた投稿が話題となりました。
小池百合子都知事の休業命令により営業していませんでしたが5/20(木)より営業致します。3月からの国からの協力金ももらえずお恥ずかしい話ですが売るものも(私物)無くなりこのままではお店も1ヶ月もちません。もう限界です。皆様、お客様どうかお助け下さい。美味しく一生懸命作ります。「かつくに」を助けて下さい。お願いします。店主 えつ子
新型コロナの影響で苦境に喘ぐ飲食店は多かったため、その中で声を上げた「かつくに」に注目が集まったのです。
店主の山崎悦子さんは「バイキング」などのメディアにも登場。
しかし、一部のネットでは炎上してしまいました。
いったい炎上した理由とは何だったのでしょうか?
炎上した理由① 協力金を不正受給疑惑?
東京都では新型コロナウイルスの影響で夜の営業時間を短縮した飲食店に対し、2021年の1月8日から3月7日まで、お店の規模に関係なく1日6万円、合計354万円の協力金が支払われていました。
この制度に対し、元々の営業時間を誤魔化して虚偽申請して協力金を受け取っている飲食店も少なくないのだとか。
2021年当時、かつくに荻窪店は、
・月・火定休日
・水〜金曜日 11〜15時
・土・日曜日 11〜17時
という営業時間だったということで、そもそも夜の営業をしていないのに協力金を不正受給していたのでは?という声が挙がっていたのです。
この店は、夜営業が無いので時短要請の対象外=協力金支払対象外のはずです。3月以前も3月以降も。
逆に制約は無い訳で「休業命令」などと仰るのが全く意味不明。
それにしてもナメた営業時間だと思います。まして荻窪はラーメン激戦区。苦しくなったのはコロナ云々以前にこれが原因のような(苦笑) pic.twitter.com/56VLC9RgQ6— Kita, Koji (@kitako2) May 21, 2021
2021年1月の段階でずっと昼も夜も営業をしていなかったのに、突然2月20日頃に「営業時間短縮のお知らせ」という貼り紙がされていて疑問に思っていた、という証言も。
この件、同じ荻窪住みの友達と当時話題になったからよく覚えてるんだけど今年の1月の段階でもうずっと昼も夜もやってなかったのに2/20あたりにこの時短営業の張り紙が店に貼ってあってやってないのにどういうことなんだろ??と思ってたwww友達とのLINEにやりとり残ってるから画像も残ってる! https://t.co/qyGOqJIJLk pic.twitter.com/LKSQN50dJl
— めばる (@nekama_oji3) May 22, 2021
2020年12月18日からの協力金を合わせると、438万円を受給しているのでは?という疑惑が出ています。
「旨辛麺かつくに」
この店は元々20時以降営業してないので時短協力金対象外のはずですが、12月18日分から協力金申請。既に3月7日迄の協力金438万円を不正受給の疑いあり。
ラーメン屋は休業要請対象外なのに都から休業命令と嘘の貼紙 https://t.co/L46Fd4iytY— バハラナ752@夢と希望の持てる国へ (@bahalana1217) May 22, 2021
実際にJ-castニュースのインタビューでも店主の山崎悦子さんは、
店は、初の緊急事態宣言が明けた後の2020年6月2日にオープン。「コロナに勝つ国」との願いを込めて、店名を決めた。夜は、22時までやりたかったが、時短の流れの中で20時閉店とし、客がなかなか来なくなって、オープンから3か月で夜は止めることに。
と語っていたので、2020年9月以降夜の営業をしていなかった可能性は高そう。
本当に虚偽申請での協力金の不正受給していたのか?は特定はできませんが、もし噂が本当だとすると、応援しようとかつくにに並んだ人は裏切られた気分でしょう。
オープン以来こんなに行列してるの見たことないけど、どうしたんでしょうか?#かつくに
↑事情は知ってるけど、裏側まで聞くと行く気はしない。 pic.twitter.com/XyebaIhYaU
— ちゃき a.k.a. T.Masaki (@a2u7g_s57) May 22, 2021
炎上した理由② 仕入れ値を水増し?
Twitterでの投稿が話題となり、2021年5月21日に「J-castニュース」のインタビューに答えていたかつくに店主の山崎悦子さん。
店の家賃は月15万円だが、麺を長くゆでるためのガス代や洗い物をする水道代などにかなりお金がかかる。自分ともう1人で店を切り盛りしており、2人の人件費を入れれば、月に最低80万円の売り上げがないと赤字になってしまうそうだ。
と、毎月の固定費は80万円だと語っていました。
しかし、その後「バイキング」に出演した時は固定費が265万円であると発言。
ちなみにバイキング出演した時は固定費265万円に増えてました。
10席ないラーメン屋で150万円の仕入れ(゚o゚; https://t.co/H0uBPcBq7T pic.twitter.com/QaLlWwcZYq— 日本酒BARあさくら (@SakeBar_Asakura) May 24, 2021
発言がコロコロ変わっており、固定費の見積もりが甘いことから、そもそも新型コロナの影響ではなく、経営手腕が原因で経営が苦しいのでは?という批判も出ていたのです。
えっ、「バイキング」にかつくにの店主出てたって?で、「仕入れに150万、1ヶ月に265万必要」だって?はっ!?つい先日「80万必要」って言ってた話はどーなったの。(-∀-`; ) #かつくに #バイキング https://t.co/4qQ2HYWn5A
— (-ω-) (@705mn) May 24, 2021
炎上した理由③ 店主悦子のアピールがすごい
「かつくに」の店内には、店主である「山崎悦子」さん自らをアピールする貼り紙が至るところに貼られているといいます。
(Twitter)
貼り紙には自分のことを「こんなにかわいい悦子プロデューサー」という一文が。
こんなにかわいい悦子プロデューサーが仕事になると鬼代官のように厳しく、真剣に味噌タレ、醤油タレを何回も作り出来上がり
「かつくに」の口コミにも、
至る所に悦子をアピール。ラーメンより目立ちたい精神。 「こんなにかわいい悦子プロデューサーが仕事になると鬼代官のように厳しく」とかいう文はいりますか?笑 恥ずかしくないんか?その年齢で痛すぎるで? 何がしたいんや?金があればいいんか? 虚しいとか感じれる人間の心も失ってそう。 ラーメン自体も残念な味。
という投稿が見られました。
「かつくに」はオープン当初から口コミのやらせ疑惑などもあったようで、店主・山崎悦子さんの言動に疑問を投げかける声が相次いだのです。
口コミのやらせ疑惑についても真相は不明ですが、不審に思った人もいたようですね。
「かつくに」荻窪の店主・山崎悦子の年齢や結婚、経歴は?
「かつくに」荻窪店の店主・山崎悦子さんはどんな人物なのでしょうか?
2022年2月13日放送の「ザ・ノンフィクション」の予告には、
店主のえつ子さん(35歳)。ずっと水商売の世界で生きてきた彼女が、心機一転、ラーメンの世界、それも激戦区である東京・荻窪で勝負しようと決めたのは理由がある…
とあったので、山崎悦子さんの年齢は2023年で36歳で間違いないでしょう。
J-castニュースのインタビューで
3、4月分の申請は行いましたが、まだ下りていません。独身の1人暮らしでなかったら、生活も大変だったと思いますね
と語っていたので結婚はしていないようですね。
ずっと水商売の世界で生きてきた
とも書かれており、後述するように、山崎悦子さんの父親は居酒屋やキャバクラ店を経営していたといいますから、父親の店で働いていたのかもしれません。
店内の貼り紙に、
旨辛麺「かつくに」は系列店の仲の一つである。生簀・海鮮料理「珈古屋」田無店で店長として全ての料理のダシ、味を勉強してきた悦子が今回、旨辛麺「かつくに」をプロデュースする事になりました。
と書かれていたことから、山崎悦子さんは「かつくに」を出す前は海鮮料理「珈古屋」田無店の店長をしていたようです。
「珈古屋」田無店の口コミを見てみると、
生モノがあたった様で佐々病院に直行しました、、、。たぶんレバ刺しだと思うのですが出てきた物の色も悪く新鮮とはいえませんでした。 刺身や白子も食べましたが鮮度はいまいちです。 その上会計も高くてビックリ! もう二度と行きません。
ビラ撒き客引きしてる女がしつこい。見た目キャバ嬢。そういうお店?
☆5 の口コミはさくらさんだと確信できたお店でした。
などという書き込みが。
もちろん口コミが100%正しいとは思いませんが、いろいろと裏がありそうな気配がします。
「かつくに」荻窪の店主・山崎悦子の父親はキャバクラの社長
「かつくに」の店主・山崎悦子さんが出演した「ザ・ノンフィクション」のHPには、
(ザ・ノンフィクション)
えつ子さんの父・裕也さん(54歳)は、埼玉県を中心に居酒屋やキャバクラを展開する飲食店グループを経営する社長。順調に売り上げを伸ばし、事業を拡大していたのだが、コロナ禍となり、グループの売り上げは10分の1に。そこで、えつ子さんは、“夜の街”よりも影響を受けづらいと考えたラーメン店を開店したのだ。
と書かれていました。
お父さんの裕也さんの会社は「インフィニティ78」と紹介されていました。
インフィニティ78 事務所#ザ・ノンフィクション pic.twitter.com/Q1OyPFodve
— ネオTOKIO (@NEO_TOKIO) February 13, 2022
物凄い絵画やツボのあるかなりインパクトのある事務所ですね。
以前テレビで悦子さんはメルカリでいろいろ売ってもう何もない、と語っていましたが、事務所の中はそのようには見えない、という声も。
お父さん(社長)の時計とか事務所の調度品とかまだ売るものたくさんあるよね。
飲食店の協力金なんていらないなって思ってしまった。
この社長くらいだと、飲食店以外に不動産やらやってお金に困ってないのよ。#かつくに
#ザ・ノンフィクション pic.twitter.com/7Gv6PcWCyW— n.k (@koke_co_na) February 13, 2022
この家族の目線で、コロナが~、協力金が~、って言っても説得力ねぇよ。
菊地さんの方がよっぽど切羽詰まってるし、叩き上げで努力してるじゃん。みんな(視聴者は)土下座した菊地さんを応援してるんであって、勘違いすんじゃねぇゾ、女ボス。 pic.twitter.com/2ZEXCBeMoO
— 孤独なアトム (@D8tIpAvYggjmptQ) February 13, 2022
美談ぽく仕上げたかったのだろうけど現実問題として経営者は生き残るために店を閉めて従業員を解雇。
自分も解雇された身だから菊池さんの気持ちが何となく分かる。
こんなんじゃ再開しても客増えないよ。
#ノンフィクション
#ザ・ノンフィクション pic.twitter.com/aWTbnOPX9w— 下町ナポレオン Downtown Napoleon (@K604Z) February 13, 2022
かつくに荻窪は炎上で閉店?
2022年2月13日放送の「ザ・ノンフィクション」では、かつくに荻窪店が炎上から立ち直っていく様を放送されるのか?と注目されていました。
しかし番組では父・裕也さんが6店舗ある飲食店のグループの5店舗を閉店し、冷凍ラーメンの通信販売をする、という結末となっていました。
まるで冷凍ラーメンの宣伝のような構成に、「結局宣伝か!」とツッコミの声が相次いでいました。
冷凍ラーメンかつくにの宣伝番組だったか…
— よじのりさん (@yojinineru) February 13, 2022
最終的に冷凍ラーメン買ってくださいねーって宣伝だったわ
— しみぷグルメチャレンジ (@simiwa) February 13, 2022
しかし「かつくに 荻窪」は今のところ閉店はしておらず、営業を続けているようですね。
今後山崎悦子さん、裕也さん親子はどんな経営をしていくのか?
注目です。