2023年大河ドラマ「どうする家康」の主役を務めている松本潤さん。
しかし松本潤さんがNHK職員や俳優に対しパワハラをしている、と週刊文春が報じました。
いったい松本潤さんのパワハラ内容とはどんなものなのか?
詳しくまとめました。
松本潤「どうする家康」パワハラ文春内容一覧
2023年10月12日発売の「週刊文春」で松本潤さんのパワハラ疑惑が報じられました。
ここからは週刊文春の内容をもとに松本潤さんのパワハラ疑惑行動を見ていきましょう。
パワハラ内容① 禁煙室で喫煙
松本潤さんはNHKの控え室が禁煙にも関わらず、加熱式タバコのアイコスを吸いながら談笑するのがいつものルーティーンになっているとのこと。
控え室から徒歩30歩の距離に喫煙コーナーがあるにも関わらず、アイコスとはいえタバコを吸って談笑をしているとは、タバコを吸わない方にとってはストレスとなっていたことでしょう。
パワハラ内容② 特注の甲冑
どうする家康での徳川家康といえば、桶狭間の戦いで着用したと伝えられている「金陀美具足」という金ピカの甲冑が一種の見せ場となっています。
松本潤さんが着用していた甲冑は特注したもので、普通の甲冑よりも5キロほど軽い15キロ前後もあるものだったのだとか。
確かに夏場の暑い時期に15キロの甲冑を身につけて撮影を行うことは大変なことでしょう。
しかし松本潤さんよりも重い20キロ近い甲冑を着た役者さん達が文句も言わず演技をしている中、松本潤さんは「重いよ、重い」「どうなってんの」と不満タラタラだったといいます。
あるベテラン俳優が「エッ! こんなに軽いの。松潤も若いんだから文句言っちゃダメだよねぇ」といなしたことでその場は収まったようですが、時代劇の常識を知らずにスタッフを責める発言を繰り返すというのは現場の方々にとっては苦痛だったのではないでしょうか。
パワハラ内容③ 弁当の作り直し
2023年5月5日に「浜松まつり 家康公騎馬武者行列」が行われ、家康公に扮した松本潤さんがオリジナル弁当300食分を手渡す、というイベントが開催されました。
5月5日といえばGWの真っ最中の繁忙期。
オリジナル弁当を用意するのは難しい中、仕出し屋の「竹泉」さんが折れる形でまつりの5日前に弁当の受注を受けることにしたそうです。
そこから急ピッチで弁当の製作をした「竹泉」さんですが、まつりの2日前に見本を確認した松本潤さんが「これじゃ、俺がやってるって分かんないじゃん。イラストとか入れて」と物言いをつけ、急遽松本潤さんの名前と徳川家康のイラスト入りのデザインに変更したといいます。
これに関しては松本潤さんのパワハラというより、イベントスタッフの段取りの悪さや仕出し屋さんとの確認ミスという可能性が高そう。
松本潤さんの意見の通り、徳川家康のイラストや松本潤さんの名前が入った方が特別感が出ますよね。
実際に「竹泉」さんには問い合わせが殺到したということですから、経済効果はあったのではないでしょうか。
パワハラ内容④ 殺すぞ発言
少しでも意に沿わないことがあるとスタッフを叱りつけ、ひどい言葉を口にすることもあるという松本潤さん。
特に予定時間内に撮影が終わらないことを嫌がっているのだとか。
ある日撮影が遅れた日、松本潤さんは30代の助監督Aさんの仕切りが悪いことに苛立ちを見せ始め、
殺すぞ!
と言い放ったのだとか。
さらに
現場回せないなら外れてくれないかな。できない人とやる理由ないんだけど、こっちは!
と発言し、実際にAさんはその後現場に姿を見せず、脚本を配布するなどの事務作業に回っていたといいます。
時代劇の撮影などは時間がかかって予定時間内に終わらないことが多いのが普通のようですが、松本潤さんはそれまでのやり方に風穴を開けたかった可能性も。
松本潤さんはハラスメントを未然に防ぐための講習を受けていたにも関わらず、
ちげーだろーよ、てめー!ふざけんじゃねぇ!
などの発言を繰り返していたといいますから、伝え方を考え直す必要があるかもしれません。
パワハラ内容⑤ 演出家を変更
前作「鎌倉殿の13人」が好調だったことに比べ、視聴率が振るわないことでも話題にのぼっている「どうする家康」。
松本潤さんは視聴率の低迷からもイライラを募らせており、自分以外の役者が目立つ演出に不満を持っていたといいます。
特に第14話「金ヶ崎でどうする!」での侍女・阿月(伊東蒼)や、第21話「長篠を救え!」での足軽の鳥居強右衛門役(岡崎体育)にスポットライトが当たっていたことに気を悪くし、
その回の演出をしていた40代のディレクターBさんについて「あいつを外せ!」と言い放ったのだとか。
そうしてBさんは演出総括・加藤拓さんの監視下で制作をすることになったといいます。
前述した助監督のAさんの件もそうですが、人事にまで口を出すというのはやりすぎな気もしますね。
パワハラ内容⑥ 岡部大の誕生日ケーキ
「どうする家康」のメインキャストの誕生日には毎回お祝いのケーキを用意しているという松本潤さん。
しかし「ハナコ」の岡部大さんの誕生日にはケーキが用意していなかったのだとか。
岡部大さんといえば、家康の家臣・平岩親吉役という重要な役どころですから、誕生日ケーキが用意されてもおかしくない役どころ。
しかし週刊文春ではどうする家康の好演で脚光を浴びている岡部大さんのことが気に食わなかったからケーキを用意しなかったのでは、と報じていました。
しかし単に忙しくて発注をし忘れていた可能性もありますし、そもそもキャストの誕生日に毎回ケーキを用意していルコとの方が素晴らしいとも受け取れます。
それだけ松本潤さんの動向に注目しているスタッフが多いということでしょう。
パワハラ内容⑦ 見せ場シーンの構成入れ替え
徳川家康と正室の瀬名との別れが描かれた前半のクライマックスとも言えるシーンを控えた第25話「はるかに遠い夢」。
当初は織田信長を演じる岡田准一さんに見せ場がくるような構成になっていたのだとか。
しかし最終確認をする試写で製作統括の磯さんが
松本さんはこの回に賭けているから、ラストが岡田さんだと納得しないと思う。“殿”にどう説明すればいいのか……
とこぼしていたといいます。
そうして信長ではなく家康の印象が強まるような構成に入れ替えが行われたのだとか。
これは直接に松本潤さんが入れ替えを命じたというわけではありませんが、松本潤さんが岡田准一さんの出演に難色を示していたこともあり、プロデューサーが忖度した形になったようです。
松本潤さんはプロデューサーに説教をすることが日常茶飯事だったといいますから、なかなか意見を言えないような空気になってしまっていたのかもしれません。
パワハラ内容⑧ 有村架純と・・・
毎回「どうする家康」の後にはドラマの舞台となった地域を紹介する「どうする家康ツアーズ」が放送されています。
松本潤さんは有村架純さんのことを寵愛しており、
架純ちゃんと俺で(紀行パートに)出たい!
と要求。
しかしスタッフは有村架純さん役の瀬名が自害したという悲しい回の後なのに余韻が途切れてしまうのではないか、と苦言を呈していたといいます。
さらに松本潤さんはドラマの延長線上で撮影できるスタッフを要請し、普段の紀行コーナーでは使わないようなカメラやスタッフを動員したため、300万円もの経費がかかってしまったのだとか。
ドラマの演出よりも自分の私欲を優先しているようなみえる松本潤さんの言動に、反発を覚えてしまうスタッフがいても仕方がないかもしれません。
パワハラ内容⑨ 台詞泥棒
第28話「本能寺の変」で信長が殺され、岡田准一さんの出番が終了すると、松本潤さんの脚本や演出えの口出しが顕著になっていたったのだとか。
松本潤さんの意見により、家康(松本潤)がよく見えるように他の役の台詞を奪うような演出が増えていったといいます。
こちらがその証拠として週刊文春が報じていた台本の画像。
家臣の小平太が
ここは兵をひかず、前に出てはいかがかと
と意見を言う設定だった台本が、
家康が
いや、待つだけでは勝てぬ。前へ出るぞ
と小平太の台詞を奪う形に変更されているのが確認できます。
さらに別のシーンでは小平太が「堀を作る」という案を出していた演出が家康の
小平太、この堀を作り直せ。気づかれるなよ
という台詞の演出に書きなおされていたのだとか。
こうして現場では松本潤さんに対し「台詞泥棒」というあだ名が付けられているといいます。
松本潤さんとしてはか弱かった家康が頼もしい殿様になる面を際立たせたかったのかもしれませんが、いいとこ取りのように見える演出の改変は他の役者達にとってもあまりいい気持ちがしなかったのかもしれません。
パワハラ内容⑩ おかしなアイデアの強要
第34話では仏像の中に亡くなった瀬名の作った押し花が出てきて一同号泣するというシーンがありました。
しかし松本潤さんは仏像という神聖なものの中に物をしまうのは失礼だと提言。
さらにニコライバーグマンのようにぎっしり花が詰まっている演出が良いのでは、と意見をしたといいます。
そもそも押し花はぎっしり詰めるものではありませんが、松本潤さんの意見を押し切る形で押し花が詰まった小箱が放送されることに。
演出について熱心なのはとても素晴らしいことですが、プロの目から見たら不自然な演出に見えていたのかもしれません。
このエピソードからも松本潤さんの意見が絶対的であることが伺えます。
パワハラ内容⑪ 他人の台詞をなくす
「どうする家康」にも出てくる石田三成といえば、処刑寸前に白湯を欲しがったものの干し柿を出されるという有名な逸話があります。
柿を出された石田三成が「柿は胆の毒ゆえ食さぬ」と答えたことから、これから処刑される人間が体の心配をしていることへのおかしさや侘しさが逸話となって残っているのです。
しかし松本潤さんがこのシーンについて、
そんな気分じゃないんだけど
と言い出したことで、石田三成役の中村七之助さんが
いいよ。その台詞、言わないよ
と妥協し、台詞自体がなくなってしまったのだとか。
石田三成といえば有名なシーンのため、中村七之助さんは意気込んでいたことでしょう。
台詞泥棒をするだけでなく、台詞自体を削ってしまうとは・・・。
もし本当だとしたら驚きです。
パワハラ内容⑫ スケジュールを無理やり変更
2023年9月、どうする家康は最終話を先行して撮影していたそうです。
しかし最終話までの流れに納得がいかなかったという松本潤さんは、
俺、このままだと当日来ないけど? 風邪とか引くけど?
といって最終話の先行撮影に行かないとある意味脅しをかけたといいます。
共演者の方々は他の作品の撮影が入っているため、その日以外には撮影が難しい中、結局他の出演者にスケジュールを調整してもらい、9月と10月末の2回に分けて最終話を撮影することになったのだとか。
こちらも松本潤さんのこだわりの故かもしれませんが、撮影に行かないことをちらつかせて交渉に臨むのはパワハラと取られても仕方がないかもしれません。
パワハラ内容⑬ マンションでの宴会
「どうする家康」の撮影中、NHKにほど近いマンションをセカンドハウスとして利用し、共演者やスタッフを招いては宴会を開いているという松本潤さん。
なんでも好きなもの、ウーバーイーツで頼めよ
と言ってスタッフをもてなしていたようです。
松本潤さんとしてはスタッフと仲良くなる目的だったかもしれませんが、スタッフの中には宴会ではヨイショをさせられることへの抵抗や、宴会への出席が暴言やパワハラの口止め料のように感じられる人もいたことでしょう。
松本潤のどうする家康パワハラ文春内容の真相は?
脚本家の意見
どうする家康の脚本家の古沢良太さんは週刊文春の取材に対し、
撮影中に松本さんと話し合ったのは、私の記憶では3回ほどで、いずれも家康が大きく変化してゆくタイミングでした。どう変化してゆくのかの確認をされたがっており、演じる身としては当然と思い、私の考えを説明しました。熱心にメモなど取って聞いておられました
台本に関する提案はよくありましたが、私の目指していることを深く理解してくれているがゆえのものであり、私にとっては建設的なものばかりでした。台本の読み方の繊細さに何度も感心しました。そしてそれを採用するかどうか決定するのは、私であり、現場においては演出家です。納得できれば採用するし、出来なければしません。小牧長久手の変更部分も家康と小平太の共作のようになってよくなったと私は思っています
と、松本潤さんから台本の変更の提案はよくあったと認めたものの、それを採用するかどうかを決めるのは自分であり、演出家である、と返答。
あくまでも古沢良太さんも納得の上での変更であることを明言していました。
磯プロデューサーの意見
「どうする家康」の製作総括の磯プロデューサーは、
出演者とスタッフが良きパートナーとして議論を重ね、多くの方に楽しんでいただける作品になるよう取り組んでおり、ご指摘のような事実はありません
と松本潤さんのパワハラ疑惑を否定しました。
松本潤の意見
松本潤さんは週刊文春の19個の個別の質問には答えず、
質問状に記載されております言動に関してですが、事実とは異なるものと認識しております。
いただいた脚本、ご提案いただいた演出プランについては、作品をより一層高みに持っていく為に、共演者、各セクションのスタッフの皆さまと丁寧に対話を重ねながら演技に取り組んでおりますが、最終的な脚本、演出の方向性のすべての決定は制作統括にお任せしております
と、自身のパワハラ疑惑について否定していました。
スタッフの意見
脚本家、プロデューサー、松本潤さんはこぞって否定していた松本潤さんの殿様ぶり。
しかし「どうする家康」のスタッフは、
そもそも、ジャニーズ側の意向に沿う形で『どうする家康』はスタートしました。彼らの機嫌を損ねたくない磯氏ら番組幹部は、どんどん松本の言いなりになっていった。NHKによる“忖度”が指摘される性加害問題と構図は変わりません。本当のことが言えないのです。我々はジャニーズの下請けなのでしょうか。現場の空気は最悪です。これでは、本当に良い作品が作れるはずはありません
と語っていたといいます。
ジャニー喜多川氏の性加害問題が大きくなる前は、松本潤さんやジャニーズ事務所への不満があっても握りつぶされていたものが、性加害問題によって事務所の裏側が明らかになっていく中で、スタッフも声を上げ始めた、ということかもしれません。
まだ撮影が残っている中、松本潤さんはスタッフへの対応を見直すことがあるのか?
注目です。
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