2024年パラリンピックのアーチェリー日本代表に選出された重定知佳選手。
しかし2022年12月には小野寺朝子さんのブログへの誹謗中傷を行ったとして124万円の賠償命令を受けています。
重定知佳選手が行った誹謗中傷コメントとはどんなものだったのか?
弁護士ドットコムに行った相談内容も含めて調査しました。
重定知佳の小野寺朝子への誹謗中傷内容とは?
ことの発端は2021年1月5日。
同じくアーチェリー選手の小野寺朝子さんのブログに匿名の誹謗中傷コメントがついたことでした。
実際に小野寺朝子さんのブログについた誹謗中傷コメントはこちら。
いい加減もう東京パラも無理だし代表入りも無理なの気づきませんか?
悪あがきもほどほどにした方がいいですよ。
ちゃんとルールを守れないような人、代表になんかなれないです。
と書かれていますね。
小野寺朝子さんはルール違反をしているというような事実はなく、悪質性が高いとして開示請求をしたところ、コメントをしていた相手が重定知佳選手であったことが判明したのです。
同じアーチェリーの選手である小野寺朝子さんに対し誹謗中傷を行い、125万円の支払い請求が出ているにも関わらず、パリ五輪の代表に選出された重定知佳選手。
そのような行為をしている人物がパリ五輪に選出されたことに対し、小野寺朝子さんが記者会見を開き、疑問を呈したのです。
今これだけ誹謗中傷が話題となっている中、スポーツマンシップに反する行為をした人物を代表に選出するのは、かなりリスキーな気もしますね。
重定知佳選手は判決に対し控訴する意向を示しているといいます。
重定知佳が誹謗中傷を弁護士ドットコムに相談していた?
小野寺朝子さんのブログに誹謗中傷コメントが入った翌月の2月24日、弁護士ドットコムに重定知佳選手と思われる人物の相談が投稿されていました。
相談内容は以下の通り。
発信者情報開示訴訟を起こされました。
私は、とあるパラアスリートのブログに、悪口を書き込みました。
『貴方は、ルール違反をしています。椅子で競技をするカテゴリーなのに、車椅子で出場しています。何度も注意しているのに聞かない。
ちゃんとルールを守れない人は、代表になんかなれない。
悪あがきもほどほどにしたほうがいい。』上記を、2回に分けて書き込みしました。
その選手は、企業にアスリート枠で雇用されているので、ルール違反をしていると言われたことは、職を失いかねない重大な問題と主張しています。
その選手が、ルール違反をしていると思っていたので、書き込みをしました。しかし、その選手は、国内外の大会で、ルール違反等の処分を受けた事はありません。車椅子を使うことがルール違反に当たることを、本人に直接注意したこともありませんでした。
私が、ブログに書き込みした内容を証明することは、かなり難しい状態です。障害者は、アスリート枠雇用に関係なく、企業は雇用するべきだから、名誉毀損されて、職を失うかも、ということはあり得ないと思います。
1.開示拒否は無理でしょうか。
2.また、開示されて、損害賠償請求の裁判を起こされたら、私は、敗訴でしょうか。
3.相手は、弁護士に依頼しています。
私も、弁護士に依頼しなければ不利になりますか。
相談した内容から、重定知佳選手が投稿したとみて間違いなさそうです。
小野寺朝子さんへの謝罪よりも、敗訴になるか、解雇されるか?など、自分のことばかりを心配している印象の重定知佳選手。
パリ五輪には本当に出場できるのか?
今後の動向にも注目です。
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