タレントのラブリさんが強制わいせつで刑事告訴をされたものの不起訴処分となる騒動がありました。
いったい刑事告訴された騒動の詳細はどんなものだったのか?
事情聴取の内容や被害者A子は誰なのか?ラブリさんのコメントなども合わせて調査しました。
ラブリが何したか?① 女友達へのキスで事情聴取
ラブリさんは2020年3月に、女友達にキスをしたトラブルで事情聴取を受けている、という報道が流れていました。
“事件”は昨年(2019年)夏。ラブリの友人が明かす。
「ラブリと男女の友人数人で地方に一泊旅行に行ったんです。そこで、女友達の1人とトラブルになってしまい……」(以下同)
その日、ラブリはお酒にかなり酔っていたという。
「相当飲んでいたようです。すっかり上機嫌になったラブリが、宿泊先の部屋で女友達のA子さんにしなだれかかって、キスしたり、ボディタッチをしたり……。
彼女は昔からかわいい女性が大好きで、ちょっと悪ノリしてしまうところがある。その日もあくまでスキンシップの1つとして、ちょっかいを出したつもりだったんでしょう。ところが、A子さんはショックだったようで……。
旅行から帰った後、A子さんは長い間、思い悩んでいたそうです。悩んだ末、地元の警察署に相談した。ラブリに無理やり関係を迫られたと訴えたそうです」
ラブリに警察から連絡入ったのは年明けの1月のこと。突然、事情聴取を受けることになった。
「ラブリにとっては寝耳に水の話だったようで、“絶対にありえない”と驚いていたそうです。旦那さんと一緒に聴取を受けたみたいですが、ふたりともかなりショックを受けていました」 (NEWSポストセブン)
この報道の直前に、ラブリさんはインスタでこのような投稿をしていました。
彼等が奪おうとしているものそれはいつだって誰だって買うことも売ることもできる不確かで不透明だ。そんなものは価値にもならず、命にも届かない。価値とは自分の中にしか存在しない。誰かが買えるあなたの価値があるならそれは買ってもらってしまえばいい。-あなたはいつだって、あなた自身から生み出せる。-大切なものは何一つとして彼等には見えない。大切なものはあなたの中にしか存在しない。それをあなたが守っていればいい。妬みは妬みにしかならず恨みは恨みにしかならずそれ以下でもそれ以上にもならない。何を選択するか、それによって自身の価値は作られていく、彼等があなたからあなたの思うあなたの全てを奪おうとも、何一つとして奪うことはできない。その量でしか彼等は彼等自身を満たすことができないのだから。-世界にはもっと本当の不幸が溢れているそこに目を向けなければいけない。卑怯な言葉に卑怯な言葉で蓋をしたって意味はない。真正面の言葉にしか価値はない。
あの歌が好きですあの歌を私の言葉で
鼻歌に変えて…心に落として(https://www.instagram.com/p/B9PVDV7Ba6d/)
何かの歌詞の引用でしょうか。
友人だっと思っていたA子さんに裏切られた心情を吐露しているようにも受け取れます。
意味深な投稿ですね。
ラブリが何したか?② 文春砲が強制わいせつをスクープ
2020年3月の報道から約1年後、2021年1月21日発売の週刊文春が、ラブリさんの強制わいせつ疑惑について報じました。
大手IT企業で働いていた20代後半のA子さんは、ラブリが関わるプロジェクトの責任者に就任。親睦を深めるため、2019年5月、和歌山県白浜町に計5人で旅行することになった。宿泊先のホテルで飲み会をした後の午前4時半頃、先に部屋に戻って寝ていたA子さんをラブリが襲ったという。A子さんが振り返る。
「ラブリさんは『すごく舐めたいの』と言って私のジャンパースカートをめくり、パンツを脱がせました。反応する間もなく私の股間に顔をうずめ、陰部を舐め始めたのです」
驚いたA子さんは「男の子が好きなので、女の子は無理なんです」と何度も拒否したが、ラブリは「女の子も気持ちいいよ」と押し倒し続けたという。
「抵抗し続けていると、ラブリさんは『うるさい』ときつい口調で言い放ちました。驚いて動けなくなると、指を陰部に挿入し、がしゃがしゃと動かし始めたのです。午前6時40分頃、ようやく解放されました」(A子さん)-週刊文春-
まるでハードなレディースコミックのような衝撃的な内容。
女性同士とはいえ、もしこれが本当だとすると完全なる性暴力ですね。
その後、ショックを抑えて仕事を続けていたA子さんだが、次第に「死にたい」と思うようになり、性暴力被害者を支援するNPO法人に相談。紹介された病院の医師からは「重度のPTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断された。
実際にA子さんは心的外傷後ストレス障害(PTSD)として診断を受けたといいます。
こちらがA子さんの診断書。
(週刊文春)
診断書まで出ているということで、A子さんがかなりの精神的ダメージを受けたことが伝わってきます。
A子さんは2019年8月、和歌山県警白浜警察署に被害届と告訴状を提出。ラブリは昨年3月に強制わいせつ被疑事件で書類送検され、現在は和歌山地検が捜査中である。(週刊文春)
この記述から、前述した2020年3月に事情聴取された事件と同一の件のようですね。
ラブリが何したか?③ ラブリの主張
2022年4月1日のラブリさんのインスタグラムでは、事件の経緯について以下のように説明されていました。
今回のことは、あまりにも私の理解を超えたものでした。それでも可能な限り相手方を理解しようと試みましたが、対話は叶いませんでした。その間に相手方から代理人弁護士を通して一度目の金銭の要求があり、それを拒んだ直後、週刊誌に報道されてしまいました。その後もお話し合いを望んでいたものの状況が変わることはなく、二度目の金銭の要求がありました。あまりの金額に要求を拒んだところ、二日後に週刊文春の松村記者から連絡が入りました。
私は松村記者に対しても誠意を持って対応し、私の代理人弁護士に直接お会いしていただく形を取りました。資料を全て提示し事情もご説明しました。しかし、その後に先方からは何ら連絡のないまま、記事が出る1時間前に内容を知りました。こちらの説明や資料は無視され、いわゆる数字が取れる方向で書かれた事実とは異なる卑劣な記事となり、深い憤りに震えた瞬間を今も覚えています。(インスタグラム)
つまり、
①被害を主張するA子さんが弁護士を通じて金銭を要求
②それを拒否したところ1度目の週刊誌報道
③その後も話し合いをしたが状況が変わらず文春から取材依頼
④文春に誠実に対応したが事実と異なる報道をされた
ということだったようですね
ラブリが何したか?④ 性行為をしたことは認めた
2022年4月18日の文春オンラインによると、ラブリさんが性行為をしたことは認めているのだとか。
「ラブリ側弁護士は、『行為態様は争っていない』としており、行為自体があったことは認めています」(前出・A子さんの担当弁護士)
「二人の検事から聴取を受けましたが、両者とも『A子さんの陰部に指を挿入し、舐めたということはラブリさん本人が取調べで認めています』と言っていました」
つまりラブリさんは性加害をおこなったのではなく、双方和解の上で行為を行った、と主張していたようです。
しかし被害者のA子さんは2022年現在も通院を続けているといいますから、和解の上だったのか?は疑問ですね。
ラブリのわいせつ事件は被害者A子は誰?現在は?
ラブリを擁護する意見
騒動後、ラブリさんのファンと思われる方が
ラブリが強制わいせつをした事実はない
ちゃんと証拠もある
と主張していました。
文春のラブリの件、盛って書かれててラブリが強制わいせつした事実はないよ。
ちゃんと証拠もある。それをこんなくだらないネットでは出せないだけ。その件があった翌週にその二人が会って普通に話してるのもピクニックのイベントで見てる人多い。あの人だよ、みんな。いた人は絶対わかるはず。— ❤︎❤︎ (@TOMOKAPEACE) January 20, 2021
見てる人いるよね?本当はこんな事こういう場所で言いたくないけど。あまりにも一方的な記事が酷すぎて見て我慢できなかった。陥れたくてこんな記事にされてる。
ラブリ本人は何も言えないだけ。— ❤︎❤︎ (@TOMOKAPEACE) January 20, 2021
ラブリの活動の写真とか動画とか普通に撮ってたあの女の人だよ。参加してくれてありがとうってそのあとも普通に取り上げてくれてたよね?こんなのおかしくない??本人は言いたいこともあるのにこんな何も言えないだけ。それもわからずこの文春の記事だけを鵜呑みにするのは違うと思う
— ❤︎❤︎ (@TOMOKAPEACE) January 20, 2021
騒動が起こった後もラブリさんとA子さんは普通に話しており、行動を共にしていることなどから無実である、と言いたいようですね。
ここにある「証拠がある」というのが何を指していのか?は示されていませんが、A子さんは
その後、ショックを抑えて仕事を続けていた
と訴えていることから、普通に話しているように見えても心の中は苦痛を感じていた可能性もあります。
被害者のA子は誰?
週刊文春によると、A子さんの特徴は以下の通り
・20代後半
・大手IT企業で働いていた
・ラブリが関わるプロジェクトの責任者だった
・2019年5月に和歌山県白浜町にラブリと5人で旅行した
ラブリさんが関与するプロジェクトを調べてみると
・道後アートショーケース
・セーブ・ネイチャー&アニマル・プロジェクト
の2つにヒットしました。
「道後アートショーケース」は、愛媛県の道後地区5箇所にラブリさんの作品を展示するプログラム。
「セーブ・ネイチャー&アニマル・プロジェクト」は、モデルの佐田真由美さんらが環境保護をテーマにマスクなどを販売しているチャリティ団体です。
(WWD)
しかし、どちらの団体でも当然ではありますが、プロジェクト責任者の名前は公開されていません。
ラブリさんはその他にも多数の活動をしているため、上記団体ではない可能性も。
A子さんは大手IT企業に勤めていたものの、PTSDを発症したということで、休職や退職に追い込まれているとしたら、収入面にもかなりの影響があるでしょう。
解決金を支払った?
その後2022年3月31日付けでラブリさんが嫌疑不十分で不起訴処分となったことが明らかに。
犯罪行為はありませんでした
と強調しつつ、解決金として500万円を支払ったことも報じられました。
ネット上では、
解決金500万円って凄い金額。
それを持ち出すって事は、不起訴だが無実では無いって事よね。
事実無根なら解決金は必要ないと思うんだが。
解決金として500万円支払うって提示したんでしょ?
それが全て語ってるよな?
という声も。
今後のラブリさんの動向にも注目です。
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