20年ぶりの英国公式訪問で話題となった雅子さま。
長く適応障害に悩まされてきた皇后陛下の快方への一歩に多くの国民が沸きました。
今回はそんな雅子さまの適応障害の症状はいつからだったのか、適応障害の原因はなんだったのか、適応障害が未だに治らない原因などについて調べてみました。
雅子さまの適応障害の症状はいつから?
雅子さまは、1963年12月9日生まれで、年齢は2024年で61歳になります。
ハーバード大学卒業後、外務省職員として活躍。
1993年に徳仁皇太子殿下(当時)と結婚し、キャリアウーマンの皇太子妃誕生が話題となりました。
(https://x.gd/2Xc6T)
皇室に入ったあとも公務で活躍されていた雅子さまですが、2003年12月3日に帯状疱疹を発症し、休養することに。
2004年5月12日から行われたデンマーク、ポルトガル、スペインの3カ国訪問にも雅子さまの姿はありませんでした。
そして、同年7月30日に「適応障害」が公表されます。
そのため、雅子さまは皇室に入って10年目あたりから、体調を崩されていたようですね。
(https://bunshun.jp/articles/-/67264)
適応障害とは、環境に馴染めず大きなストレスがかかってしまう精神障害です。
主な症状は不眠・動悸、抑うつ気分・不安感など。
また、頭痛やめまい、食欲の低下・過食を引き起こすこともあります。
それにしても優秀な女性であった雅子さまが、一体なぜ適応障害になってしまったのでしょうか。
次からはその原因について見ていきましょう。
雅子さまの適応障害原因5選
原因① 皇室に馴染めなかった
雅子さまが適応障害になったのは、
- 皇室に馴染めなかった
- 元外交官の経験を生かせなかった
- お世継ぎのプレッシャー
- 人格否定発言
- 美智子さまの嫁いびり
などが原因だったと考えられています。
まず1つ目の原因と言われているのは、皇室に馴染めなかったことです。
2023年12月7日の「週刊文春」では、宮内庁幹部が「個人の人権が一切守られていないのが、今の皇室という場所」と語っていました。
(https://x.gd/5WPHB)
皇族は選挙権も戸籍もなく、職業選択の自由や信教の自由も持たず、財産権も制限されています。
また、常に側衛官の監視下に置かれ、高い塀に囲まれた赤坂御用地や御所などで閉じ込められて生活することを強いられるのだとか。
雅子さまはそんな人権の守られていない皇室に馴染めず、病気になってしまったのではないかと言われています。
原因② 元外交官の経験を生かせなかった
雅子さまが適応障害になった原因と考えられている2つ目は、元外交官の経験を生かせなかったことです。
雅子さまは幼少期から海外で生活され、英仏独の3カ国語をマスター。
皇室に入る前は外交官として活躍していました。
(https://x.gd/7ikuR)
しかし、2004年5月10日の天皇陛下の記者会見によると、皇室に入ったあとの雅子さまは外国訪問の機会を制限されていたようです。
「外交官の仕事を断念して皇室に入り、国際親善を皇族として大変重要な役目と思いながらも、外国訪問をなかなか許されなかったことに大変苦悩しておりました」(朝日新聞)
海外ではそうした雅子さまの状況について「Princess in a Gilded Cage(金メッキの鳥籠の中の皇太子妃)」(米・ニューズウィーク誌 1996年6月)と批判されたこともあったそう。
また、公務を望む雅子さまを「ワガママ」と報じる週刊誌もあったのだとか。
そのため、雅子さまは自身の強みを活かせず、心を病んでしまったのかもしれません。
原因③ お世継ぎのプレッシャー
雅子さまが適応障害になった原因と考えられている3つ目は、お世継ぎのプレッシャーです。
(https://x.gd/zSVF2)
明治に制定された皇室典範第1条には、
「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」
と定められています。
しかし、2006年に悠仁さまが生まれるまで、皇室には40年近く皇族男子が生まれていませんでした。
そのため、雅子さまも皇室に入ったときから、公務を減らされ「早くお世継ぎを産むように」とプレッシャーをかけられていたのだとか。
2001年12月1日に愛子さまを出産したものの「今度は男児を」と求める声が強まります。
2003年には、当時の宮内庁長官が、
「秋篠宮さまのお考えもあると思うが、皇室の繁栄を考えた場合、3人目のご出産を強く希望したい」
と発言して物議を醸しました。
なかなか男児に恵まれない雅子さまに追い打ちをかけるような発言ですね。
こうした人権侵害まがいの言葉で宮内庁などから責められるうちに、雅子さまは心を痛めてしまったと言われています。
原因④ 人格否定発言
雅子さまが適応障害になった原因と考えられている4つ目は、人格否定発言をされたことです。
2004年5月10日、今上天皇陛下は、雅子さまが外国訪問に同行せず静養している理由について説明した会見で、以下のように述べられていました。
(https://bunshun.jp/articles/-/38275)
「雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」(週刊文春)
具体的に誰が人格否定をしてきたかの明言はしませんでしたが、お世継ぎを産まずに公務を望む雅子さまについて、過去のキャリアや人格ごと否定してきた人がいたようです。
今だったら大炎上しそうな発言ですね。
原因⑤ 美智子さまの嫁いびり
雅子さまが適応障害になった原因と考えられている5つ目は、上皇后陛下・美智子さまの嫁いびりです。
美智子さまは紀子さまとは仲が良かったとされています。
一方、雅子さまとは嫁姑バトルを繰り広げていたという噂が。
2023年11月20日の「NEWSポストセブン」によると、美智子さまが雅子さまを皇居に呼び出し、側近を通じて皇族としての心得や振る舞いについて厳しく指導していた、という報道がされたこともあったそう。
(https://bunshun.jp/articles/-/11603)
お世継ぎ問題で、宮内庁が雅子さまを責めていたのも、美智子さまの強い意向があったからではないかと言われています。
人格否定発言をしたのも美智子さまだったのでは、という噂も。
しかし、これらはすべて証拠がないため、真相は不明です。
雅子さまの適応障害が治らない原因は?
雅子さまの適応障害が治らない原因は、
- マイナスな報道
- 世間からのバッシング
などが考えられます。
適応障害発症後、雅子さまは長い療養生活に入られました。
体調が不安定で、公務を欠席せざるを得ないこともしばしば。
適応障害の治療は、ストレスを軽減させることが大前提なのだとか。
(https://jisin.jp/koushitsu/2338309/)
そのため、雅子さまはたびたび静養のため海外を訪れました。
しかし、そのことについて一部週刊誌では雅子さまが公務をサボって遊んでいるかのような報道がされていたのです。
当時は精神的な病気への理解もあまり進んでいなかったため、こういったマイナスな報道に同調する国民も多くいました。
その結果、大型掲示板やブログ、チラシなどで「おサボり皇太子妃」「税金泥棒」などと激しいバッシングを受けることに。
(https://x.com/mitsuki7362/status/1806660523855093762)
これはひどすぎますね。
また、愛子さまが学習院初等科2年生の頃、男子生徒が愛子さまや他の生徒に乱暴する「いじめ問題」が起き、恐怖を感じた愛子さまは学校を長期欠席。
雅子さまはそんな愛子さまに「付き添い登校」をしていることが報じられました。
この報道により、
「公より子供を優先しており、皇族としての自覚がない」
とバッシングが加熱。
世間の厳しい目に晒され続けました。
このように、適応障害公表後も病気に理解を示すどころか、逆に追い詰めるような報道やバッシングが行われたため、雅子さまはなかなかしっかりと静養できず、適応障害も良くならなかったのではないかと言われています。
ですが、2024年6月の英国訪問では「雅子さまの輝きすごかったな」「美しく聡明な雅子さま」など、雅子さまに対する肯定的な反応が増えていました。
追い風を受けてか、雅子さまも予定された公務に9割以上出席できているとのことなので、快癒する日も近いのではないでしょうか。
今後も雅子さまの動向に注目です。
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