日本国内最高齢のストリッパーである星愛美さん。
ザ・ノンフィクションに出演したことでも話題となりました。
今回はそんな星愛美さんの経歴や劇場、元旦那や結婚歴、星組・スーさんの経歴や本名などについて調べてみました。
星愛美の経歴や劇場は?
星愛美(まなみ)さんは、1967年5月25日生まれで、年齢は2024年で57歳になります。
(星愛美ツイッター)
日本全国を巡業する最高齢のストリッパーとして活躍している星愛美さん。
2021年2月7日放送の「ザ・ノンフィクション」によると、出身は東京の下町なのだそう。
放送当時、父親は他界しており、母親と2人暮らししていると話していました。
ただ、星愛美さんは仕事で全国を巡っているため、年末年始のみしか実家に帰らないそうです。
経歴は?
星愛美さんは中学生時代から荒れた生活を送っていたといいます。
周りが勉強ができる子たちばかりで、劣等感を抱き、落ちこぼれになってしまったのだとか。
10代で暴走族の仲間入りをし、15歳までに2度の中絶を経験。
なんとか高校に入学しますが、わずか3ヶ月で退学してしまったそうです。
その後、夢であった歌手になれると誘われ、芸能事務所に入社。
しかし、15歳の星愛美さんに事務所から来た仕事は、セミヌードのグラビア撮影でした。
その後も、
- 21歳:セクシー女優デビュー
- 23歳:ストリップデビュー
- 31歳:風俗嬢
- 32歳:六本木のクラブのママ
- 33歳:セクシー女優として復帰
と、水商売などの仕事に就いていた星愛美さん。
信じた人に騙され続け、そのたびに借金を作り、這い上がりたくても這い上がれなかったといいます。
37歳で子宮がんが見つかり、7年間闘病生活を送ることに。
そして、45歳でストリッパーとして再デビューしています。
なぜストリップを選んだかというと「もう一度女性として認められる職業につけたら」と思ったからなのだそう。
がんで子宮を失った人は、女性としてのアイデンティティが失われたと感じ、自信を喪失することもあるといいます。
星愛美さんもそういった状況から、ストリッパーとして人生の再出発をすることを選んだのかもしれませんね。
劇場は?
星愛美さんは、特定の劇場に雇われているわけではなく、個人事業主です。
そのため、呼ばれたら全国の劇場に足を運びます。
10日間劇場に泊まり込みで公演をすることもあるそう。
ショーの道具や生活用品など、すべて自分で用意して劇場に荷物を送り、そこで生活するのだとか。
「ザ・ノンフィクション」の中でも、全国の劇場が出てきました。
- DX 東寺劇場(京都府京都市)
- A級小倉劇場(福岡県北九州市)
- ニュー道後ミュージック(愛媛県松山市)
- まさご座(岐阜県岐阜市)
また、星愛美さんにはホームグラウンドの劇場があるそう。
それが大阪府東大阪市にある「晃生ショー劇場」です。
こちらは60年近い歴史のある老舗のヌードシアター。
星愛美さんは、この店で周年記念イベントや誕生日イベントを開催しています。
星愛美さんのステージに興味が湧いた方は、こちらの劇場情報をチェックしてみるといいかもしれません。
星愛美の元旦那や結婚歴は?
2021年2月7日放送の「ザ・ノンフィクション」によると、星愛美さんは19歳のときに結婚したことがあるそうです。
子供もできたそうですが、夫にお腹を蹴られ、死産してしまったのだとか。
21歳でその夫とは離婚したといいます。
星愛美さんの元旦那は一般人のため、職業や年齢など詳しいことは分かっていません。
ですが、星愛美さんにDVをしていたことを考えると、精神的に不安定な人だったのでしょうね。
その後、先述したとおり星愛美さんは37歳でがんを患い、手術で子宮を摘出。
現在は自力で排尿ができず、カテーテルを入れて尿を出さなければならないそうです。
結局、堕胎や死産、子宮がんで子供を産み育てるという経験はできなかった星愛美さん。
しかし、後輩のストリッパーたちには母親のような存在として慕われているようです。
ザ・ノンフィクションの中でも、北原杏里さんという後輩ストリッパーが、星愛美さんのことを「デビュー当初からお母さんだと思っている」と語っていました。
そんな杏里さんのことを星愛美さんも「娘」と呼び、可愛がっている様子。
また、デビューステージで過呼吸を起こしてしまった新人の寿つばきさんに寄り添い、ずっとなだめていた星愛美さん。
星愛美さんの存在は、さまざまな事情でストリッパーになった女の子たちの支えになっていることでしょう。
星愛美の星組・スーさんの経歴や本名は?
星組とは?
星愛美さんには熱烈なファンがおり、そのファンたちが「星愛美応援隊・星組」というファンクラブのようなものを結成しているそうです。
星組のメンバーは、
- ダディさん(70代・最年長)
- ヒコニャンさん
- セイちゃん
- スーさん
- 美空さん(20代・既婚女性)
- ケンケンさん
など。
若い女性から高齢男性まで幅広いファン層ですね。
ストリップ、というとやはり男性客が多いイメージですが、女性1人や夫婦で観に来てくれる人もいるそうです。
美空さんもその1人で、2017年から星愛美さんのファンになったといいます。
星愛美さんのステージを観ると泣きそうになってしまうという美空さん。
美空さんが星愛美さんのステージを観た後日、星愛美さんのもとに「生きてみます」というメールが届いたそうです。
詳しい事情は明かされていませんでしたが、なにか人生に迷っていたところを、星愛美さんのステージに救われたのかもしれません。
スーさんの経歴や本名は?
そんな星組の中でもひときわ熱心なファンが「スーさん」という方です。
スーさんは長崎市在住の一般男性。
本名は明かされていません。
スーさんは元警察官なのだとか。
25歳から働き、2013年ごろに定年退職したそうです。
ということは、1953年生まれで、年齢は2023年で70歳になる年でしょうか。
スーさんが星愛美さんと出会ったのは、退職直後の秋のことでした。
場所は埼玉県にある小さな劇場だったそう。
星愛美さんが誠実にステージをこなす姿を見てファンになったといいます。
スーさんは星組のメンバーとして、記念イベントのときにファンに配るフォトブックを作成したり、ステージ用の音楽を編集したりしているのだとか。
そんなスーさんは2017年9月にステージ4の大腸がんが見つかり、闘病中なのだそうです。
2018年1月に大腸の手術をしますが、その後全身に転移。
治る見込みがないなら残りの人生は楽しみたい、と星愛美さんを追って全国を周っているのだとか。
たとえ抗がん剤治療で手がボロボロになっても、大きな音で手拍子を送り、いつも星愛美さんのステージを見守っているスーさん。
もう楽になりたい、という気持ちもあるそうですが、星愛美さんが引退するまでは頑張りたいとも考えているそうです。
星愛美さんは現在、股関節を痛めながらもファンのために舞台に立っており、スーさんもそんな星愛美さんの姿を見て生きる気力をもらっているのでしょう。
星愛美さんご自身も肺がんにであることが明かされていますが、今後ステージに立つことができるのか?
注目です。