世間を震撼させた、ジャニー喜多川さんの性加害問題。
ジャニーズ事務所の社長は交代となり、被害者への救済措置もおこなわれることになりました。
このジャニー喜多川性加害問題と闘うために、性被害を公表してきたのが、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」です。
メンバーが実名、顔出しで被害を告白したことでも話題に。
さらにその当事者の会の男性が誹謗中傷を苦に自ら命を経っていたことが報じられました。
当事者の会のメンバーで亡くなった男性は誰なのか?
ジャニーズ性加害問題当事者の会のメンバーの被害内容や入所年、年齢などを一覧にして詳しく調査しました。
ジャニーズ性加害問題当事者の会で自殺した男性は誰?
2023年10月中旬、大阪府箕面市の山中で首を吊って亡くなっていたというジャニーズ性加害問題当事者の会の男性。
遺体の近くには遺書のようなメモがあったといいます。
「うそはすぐバレる」「金が欲しいんだろう」などといった誹謗中傷に悩まされていたというその男性。
名前は公表されていませんが、
・40代
・大阪府に住んでいた可能性が高い
ということに。
これらの情報からジャニーズ性加害問題当事者の会のメンバーについて一人一人みていきましょう。
ジャニーズ性加害問題当事者の会メンバーで自殺したのは誰?被害内容や入所年、年齢も
①平本淳也(代表)
「ジャニーズ性加害問題当事者の会」のメンバーで、代表を務めているのが、平本淳也さんです。
(週刊実話)
ジャニーズ事務所退所後は、ジャニー喜多川さんの性癖を告発したり、告発本を出版するなどしてきました。
平本淳也さんは、1966年6月14日生まれで、2023年で57歳。
平本淳也さんが、ジャニーズ事務所に入所したのは当時13歳の頃。
1979年に入所したということになります。
2023年6月6日の「週刊女性」には、
(週刊女性)
13歳でジャニーズ事務所に入所し、18歳までJr.として合宿所に出入りしていた、元ジャニーズJr.の平本淳也さん(56)。
と掲載されていました。
また、イギリスの放送局であるBBCの番組内では、自身が遭った性被害について語っていたといいます。
2023年3月7日放送の「J-POPの捕食者:秘められたスキャンダル」で、平本淳也さんは、
(https://www.youtube.com/)
やっぱり体をなでまわされるいじられる
いわゆる男の子の大事なところをぐりぐりされるみたいなね
と明かしていました。
さらに、同番組で、
(https://www.youtube.com/)
僕はそこまでやられてないんで
だから被害にも何も遭ってない
ただのマッサージしてもらったレベルのほんの少しの延長
とも語っていた平本淳也さん。
この発言からわかるように、ジャニー喜多川さんと平本淳也さんは一線は超えていないということが伺えます。
しかし、マッサージの延長であっても十分被害に遭っているような気も。
(産経新聞)
現在のようにジャニー喜多川さんの性加害問題に、世間が目を向けるようになって改めて平本淳也さんは、性被害を受けていたと認識したのかもしれませんね。
平本淳也さんは57歳なので亡くなった男性とは別人でしょう。
②石丸志門(副代表)
「ジャニーズ性加害問題当事者の会」のメンバー2人目は、副代表の石丸志門さんです。
(東スポWEB)
1967年9月5日生まれで、2023年で56歳を迎えました。
石丸志門さんは、1982年にジャニーズ事務所に入所したのだとか。
2023年7月6日号の「週刊文春」には、
(文春オンライン)
田原俊彦に憧れ、中学2年だった1982年1月、オーディションを経て入所した。
85年に退所するまで、第一線で活躍したジュニアだった。
と掲載されていました。
石丸志門さんは、入所からわずか1ヶ月ほどでジャニー喜多川さんの自宅マンションへ呼ばれるようになったそう。
同じく「週刊文春」には、
(FLASH)
石丸氏はレッスン前日の土曜日に合宿所に泊まるようになり、すぐに口腔性交の被害にあったという。
と被害内容について書かれていました。
また、石丸志門さん自身も「週刊文春」のインタビューで、
(https://www.bengo4.com/)
マットレスの下のほうから足をマッサージしてきて、手がだんだん上がってきて……。若いので身体が反応しちゃうんです。
でも相手は男性だし、どう捉えたらいいんだろうと。眠れないですよね。整理がつかなくて
と被害の詳細や心境について語っており、精神的なダメージを受けていたことが伺えます。
被害に遭った回数は、なんと50回とも明かしており、代償としてジャニー喜多川さんは石丸志門さんに対して、現金や仕事などを与えていたのです。
若かったということもあり、良し悪しの判断もできなかったでしょうし、性被害を告発することなどもってのほかだったのかもしれませんね。
石丸志門さんも50代なので亡くなった男性ではありません。
③志賀泰伸→脱退
3人目のメンバーは、アイドルグループ「忍者」の元メンバーでもある志賀泰伸さん(現在は脱退)。
(東スポWEB)
1968年8月3日生まれで、2023年で55歳を迎えました。
志賀泰伸さんが、ジャニーズ事務所に入所したのは、1984年。
2023年8月10日の「東京新聞」には、
(https://jpedia.jakou.com/index.html)
志賀さんは1983年3月、14歳の時にたのきんトリオの田原俊彦さん(62)に憧れて事務所に履歴書を送付。1年後、ジャニー氏から電話があり、東京・六本木のテレビ朝日に来るよう呼ばれた。
と掲載されていました。
レッスンに通うようになって、2回目にジャニー喜多川さんから合宿所に来るように言われ、その際に被害にあったのだとか。
同じく「東京新聞」には、
(https://jpedia.jakou.com/index.html)
レッスン2回目の終了後ジャニー氏に「YOU、合宿所に来ない」と声を掛けられ、原宿の合宿所にジャニー氏のベンツで向かった。
ところがその日夜、ソファベッドで寝ていると、ジャニー氏が添い寝しマッサージを始め、突然パンツを下ろされ、被害に遭った。
と掲載されていました。
それ以降、行為はエスカレートしていったといいます。
なんと15~18歳までの間で40回ほど被害に遭っていたという志賀泰伸さん。
(朝日新聞)
精神的ダメージから心療内科に通い、アルコール依存症まで発症してしまったのです。
その後も後遺症に悩まされるなど、被害の大きさが伺えます。
しかし志賀泰伸さんは2023年10月5日に平本淳也、石丸志門さんの会運営方針に不信感を持ったとして脱退していることと50代であることから亡くなった男性ではありません。
④ハヤシ
4人目のメンバーは、ハヤシさんという方で本名は公表していません。
2023年6月13日号の「週刊FLASH」には、
(西日本新聞)
平本氏の4歳下で、退所後に同じバンドで活動したのがハヤシ氏だ。
と掲載されていることから、ハヤシさんは2023年で53歳前後ということになります。
1970年生まれである可能性が高いでしょう。
また、2023年3月7日の「BBCニュース」には、
(FLASH)
ハヤシ氏(仮名)は、15歳の時にジャニーズ事務所に履歴書を送った。
と掲載されており、1980年頃、15歳の時にジャニーズ事務所に入所したことが伺えます。
また、同じく「BBCニュース」のインタビューで、ハヤシさんは、
しばらくして、ジャニーさんに『お風呂に入っておいでよ』と言われました。そして(喜多川氏に)全身を洗われました、お人形さんみたいに
と明かしていました。
ジャニー喜多川さんと初対面してからたった1週間で被害にあったといいます。
わずか15歳でこのような被害に遭うなんて、ひどすぎますよね。
(朝日新聞)
当時は、周りから売れるためだと言われたことから、誰にも相談できずにいたというハヤシさん。
きっと15歳の少年には辛すぎた出来事だったはずです。
ハヤシさんも50代のため亡くなった男性ではありません。
⑤二本樹顕理
5人目のメンバーは、「ジャニーズ性加害当事者の会」の発起人でもある、二本樹顕理さん。
(文春オンライン)
1983年8月22日生まれで、2023年で40歳を迎えました。
そんな二本樹顕理さんは、1996年にジャニーズ事務所のオーディションを受けて入所することに。
当時、二本樹顕理さんは13歳。
2023年5月13日の「文春オンライン」には、
(文春オンライン)
レッスン後、同じ中学1年生のJr.と一緒にジャニーの車に乗ると、東京全日空ホテル(現・ANAインターコンチネンタルホテル東京)のツインルームへ連れていかれた。
深夜、ジャニーがベッドに入ってくる感触で目が覚めた。まったくの無言でマッサージとも愛撫ともつかないボディータッチが数十分続き、口にディープキスされた。初めての性体験だった。
と被害内容が掲載されていました。
当時の心境について、二本樹顕理さんは「文春オンライン」で、
(文春オンライン)
恐怖心もあって、体は硬直していました、頭の中だけが動いていて、ここで抵抗したらJr.としての自分は先がなくなるのかなとか考えていました
と語っており、13歳の少年にここまで思わせてしまう、ひどい環境であったことが伺えます。
二本樹顕理さんは、10回程度ジャニー喜多川さんから被害を受けていたといいます。
二本樹顕理さんは40代であることと、大阪府豊中市内でギター教室を行っていたということから亡くなった男性と情報が一致しています。
さらに二本樹顕理さんはネット上で誹謗中傷を受けていることを大阪府警に被害届を提出していました。
このことから亡くなった男性が二本樹顕理さんである可能性は否定できません。
しかし「カンテレ」では、
彼は本年 5月、旧ジャニーズ事務所に電話で、在籍時の 1995年(当時 19歳)にジャニー喜多川から性加害を受けたことを訴えました。
と報じており、二本樹顕理さんが事務所に在籍していた年齢と一致しません。
このことから二本樹顕理さんではないのかもしれません。
⑥中村一也
6人目のメンバーは、中村一也さんです。
(東京新聞)
中村一也さんは、二本樹顕理さんと同じく「ジャニーズ性加害当事者の会」の発起人。
2023年6月20日の「東京新聞」には、
元ジャニーズJr.の中村一也さん(36)
と掲載されており、1987年生まれである可能性が高いでしょう。
中村一也さんは、2001年にジャニーズ事務所に入所したのだとか。
2023年6月8日号の「週刊文春」には、
(文春オンライン)
母が履歴書を送り、中学1年だった2001年1月、事務所からいきなりダンスレッスンに呼ばれた。
と掲載されていました。
中村一也さんは、2002年10月19日に初めてジャニー喜多川さんから被害を受けたといいます。
当時、中村一也さんは15歳。
同じく「週刊文春」で、中村一也さんは、
(朝日新聞)
足元のほうから布団に入ってきて、すぐにジャニーさんとわかりました。もう怖くて動けない。マッサージをされていたのかはわからないですけど、(性器を)しゃぶられて……。
と被害内容について明かしていました。
その後、病んでしまった中村一也さんは、当時中学3年生だったこともあり受験を理由に、ジャニーズの活動から距離を置いたそう。
最終的には、ジャニー喜多川さんに直接電話をして辞めることを伝えたといいます。
被害を受けながら、何事もなかったかのように活動を続けていくことは、きっと中村一也さんにとっても辛かったに違いありません。
中村一也さんも30代なので亡くなった男性とは別人です。
⑦イズミ
7人目のメンバーは、イズミさんという方です。
(東京新聞)
2023年8月2日の「東京新聞」には、
ジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏(2019年死去)から性被害を受けた元ジャニーズJr.で「ジャニーズ性加害問題当事者の会」メンバーのイズミさん=仮名=(55)
と掲載されていました。
イズミさんは、1968年生まれである可能性が高いでしょう。
中学1年生の時にジャニーズ事務所に入所したというイズミさん。
入所時期は、1981年前後ということになります。
「東京新聞」には、
(朝日新聞)
ジャニー氏から「お風呂に入りなさい」と言われ、風呂に入ると、頭や体を洗われた。湯船につかり、浴槽に腰をかけるとその場で性被害を受けた。
夜になると「ここに寝なさい」と寝る場所を指定され、寝つくと薄暗い中、ジャニー氏が布団に入ってきて性被害に遭った。合宿所に泊まると必ず風呂とベッドで2回性被害を受けた。
と被害内容が掲載されていました。
過去に受けた被害について、ジャニーズ事務所に訴えてきたとのことですが、表ざたになることはなかったのです。
イズミさんも50代なので亡くなった男性とは別人ですね。
⑧大島幸広→脱退
8人目のメンバーは、大島幸広さんです。
(文春オンライン)
2023年9月2日の「東京新聞」には、
元ジャニーズJr.の大島幸広さん(38)
と書かれており、大島幸広さんは1985年生まれでということになります。
1998年、当時中学2年生の時にジャニーズ事務所に入所。
なんと、大島幸広さんは初めてレッスン場を訪れた日に、ジャニー喜多川さんから被害を受けたといいます。
同じく「東京新聞」には、
(朝日新聞)
ジャニー氏から「YOU、お風呂に入っちゃいなよ」と言われバスルームへ。するとジャニー氏が服を着たまま入って来て「お風呂に寝ちゃいな。洗ってあげる」。
と被害を受けたことが掲載されていました。
大島幸広さんは、その後、1998年~2000年の間に、200回以上の被害を受けていたことも告白。
他の被害者よりもかなり多く被害に遭っていたのです。
(東スポWEB)
我慢すればデビューできると思っていたそうですが、耐えられるわけもなく、退所を決意したといいます。
もし、大島幸広さんがジャニーズ事務所を辞めていなければ、さらに被害に遭っていたかもしれません。
しかし大島幸広さんも方向性の違いから被害者の会を脱退していることと、30代であることから亡くなった男性とは別人でしょう。
⑨長渡康二
9人目は、長渡康二さんです。
(朝日新聞)
2023年9月8日の「朝日新聞」には、現在40歳であることが掲載されていることから、1983年生まれである可能性が高いでしょう。
長渡康二さんは、入所4年目の2000年の秋に被害を受けたといいます。
当時、17歳。
入所時期は1996年で、13歳前後ということになります。
同じく「朝日新聞」には、
(https://www.videonews.com/)
ジャニー喜多川氏から、マッサージと称してベッドに寝かされた。ジャニー氏からは入所直後に性被害を受け、距離を取っていた。
と被害内容も掲載されていました。
しかし、長渡康二さんはその際にジャニー喜多川さんを押しのけ拒否したといいます。
その後、ジャニー喜多川さんから仕事をもらえるはずもなく、冷遇された日々が続くことに。
それに耐えられなくなった長渡康二さんは、そのままジャニーズ事務所を退所することになったのです。
また、長渡康二さんは、ジャニー喜多川さんから性被害を受けた人は数百人に及ぶことも明かしていました。
長渡康二さんも40代であることと、関西ジュニアとして活動していたことから、大阪在住だった可能性があります。
しかし長渡康二さんは亡くなったのは自分ではない、と発言しており、現在もご健在です。
⑩飯田恭平→脱退
2023年9月15日に新たなメンバーとして加わったのが元Kis-My-Ft2のメンバーだった飯田恭平さん。
1987年11月18日生まれで2023年で36歳です。
飯田恭平さんは2001年、14歳の時にジャニーズ事務所に入所。
Kis-My-Ft2の前身となるユニット「Kis-My-Ft.」のメンバーとして活動していました。
そうして2004年に「Kis-My-Ft2」として8人組でデビューしたのですが、飯田恭平さんが2006年春頃にジャニーズ事務所を脱退し、7人組となりました。
当初飯田恭平さんの退所理由は学業に専念するため、とされていましたが、被害者の会のメンバーとなったということは、ジャニー喜多川さんからの被害を受けていたことが脱退の一因となった可能性が高いでしょう。
しかし飯田恭平さんも被害者の会を脱退したことが明らかになっており、30代であることから、亡くなった男性ではありません。
ここまで見てきましたが、40代で大阪在住の当事者の会の男性が誰なのか、明らかになっていません。
今後詳細も明らかになっていくことでしょう。
当事者の会の方々への誹謗中傷は絶対にやめましょう。
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