自民党参議院議員の青山繁晴さん。
2024年の総裁選では、真っ先に立候補しています。
しかし、青山繁晴さんについてメディアではほとんど報道されていないと言われています。
今回は青山繁晴さんが総裁選で報道されない理由について調べてみました。
青山繁晴が総裁選で報道されずに炎上?
青山繁晴さんは、1952年7月25日生まれで、年齢は2024年で72歳になる年。
(https://www.jimin.jp/news/information/205681.html)
自民党参議院議員として活躍しています。
2023年10月、青山繁晴さんは1番乗りで総裁選に出馬表明しました。
しかし、メディアはどこも報じず。
総裁選候補者一覧を報じるときも、青山繁晴さんの名前が無いという状態に。
2024年9月1日のフジテレビ「ワイドナショー」で総裁選について特集されたときも候補者の中に青山繁晴さんの名前はありませんでした。
(https://x.com/nakky0901/status/1830153297933844645)
これについて、出演者の歌手・西川貴教さんが、
「あとは、他の報道もすごく少ないが、青山繁晴先生の名前が(候補者の中に)載ってないんです。こういうことされるって、どうなんですか?なんなら一番最初に出馬表明されたのは青山先生でした。まったく扱われてない」
と直接指摘したことが話題に。
そこからネット上でも、
「完全なイジメじゃん」
「メディアが出したくないんだろうね」
「西川さん、よく言った」
など、西川貴教さんに同調する声が多くなり、報道しないメディアが炎上状態となりました。
青山繁晴が総裁選で報道されない7つの理由
総裁選で報道されない7つの理由
青山繁晴さんがメディアで報道されないのは、
- 推薦人が揃っていないから
- 参議院議員であるから
- 知名度がないから
- 既得権益層には都合が悪いから
- マスコミに嫌われているから
- 派閥に属していないから
- 安倍晋三元首相との繋がりから
などの7つの理由があると言われています。
ここからはそれぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
理由① 推薦人が揃っていないから
青山繁晴さんが総裁選で報道されない理由1つ目は、推薦人が揃っていないからです。
総裁選の正式な出馬には20人の推薦人が必要となります。
そんななか、青山繁晴さんの推薦人は現在、和田政宗さん1人のみ。
(https://x.gd/mwSl9)
これについて青山繁晴さんは2024年8月23日の記者会見で「推薦人の引きはがしがあった」と暴露していました。
「岸田総理の不出馬表明があった後、強烈な引きはがしが起きまして、僕はなるべくこういうのもありのままに言いたいので40人超えていたんですね」
「何人に減ったかというとですね、和田さん1人になった」
このようにさまざまな裏事情があるようですが、推薦人が1人なのは事実です。
そのため、メディアは青山繁晴さんが総裁選に出馬できる可能性が低いと考え、取り上げないのではないかと言われています。
(https://x.com/aoyamashigeharu)
青山繁晴さんが候補者一覧に載っていなかった2024年9月1日のフジテレビ「ワイドナショー」でも、元NHKジャーナリストの岩田明子さんが、
「青山さんはかなり早く意欲を示していたが、推薦人というハードルが…」
と弁解していました。
しかし、一部メディアの一覧表の中には、青山繁晴さんと同じく推薦人20人を確保できそうにない人やまだ出馬表明していない人も載っていたため、不平等なのではないかと批判が集まっています。
理由② 参議院議員であるから
青山繁晴さんが総裁選で報道されない理由2つ目は、参議院議員であるからです。
総裁選には参議院議員も立候補できます。
しかし、自民党総裁や内閣総理大臣が参議院から選ばれた例はありません。
現首相の岸田文雄さんまで、すべて衆議院議員から選ばれています。
(https://www.jimin.jp/sousai24/)
2022年5月24日の「読売新聞」によると、その理由は「衆議院の解散権」に影響しているからなのだとか。
衆議院には内閣の是非を国民に問う解散総選挙がありますが、任期が決まっている参議院は解散することがありません。
そのため、選挙で審判を受けることがない参議院議員が総理大臣になり、衆議院の解散権を持つのはいかがなものなのかという意見を持っている議員が多いようです。
このことから党員の支持が集まっていないと判断され、メディアで取り上げられていないと言われています。
理由③ 知名度がないから
青山繁晴さんが総裁選で報道されない理由3つ目は、知名度がないからです。
メディアで取り上げられている総裁選候補者一覧を見てみると、大臣や幹事長、官房長官などを務めた人たちばかり。
(https://x.com/nakky0901/status/1830153297933844645)
国民に名前が知られており、良くも悪くももともとの注目度が高いイメージです。
一方、青山繁晴さんは、参議院経済産業委員会理事などを務めていますが、上の人達に比べると知名度がやや落ちます。
そのため、どれだけ国民に寄り添った政策を打ち出しても、注目度が低いと判断され、メディアに取り上げてもらえないのではないでしょうか。
理由④ 既得権益層には都合が悪いから
青山繁晴さんが総裁選で報道されない理由4つ目は、既得権益層には都合が悪いからです。
2024年8月21日に堀江貴文さんのYouTubeチャンネル動画に、青山繁晴さんが出演。
(https://x.gd/T8Aeu)
対談内で青山繁晴さんは、
「自民党の腐った部分を変える」
「既得権益と利益構造を壊す」
と断言しています。
また「新聞社やメディアも既得権益の中でグルグル回っている」として、メディアも批判。
青山繁晴さんは実際に、政治献金を受け取らず、政治資金パーティーも開かないという姿勢を徹底しているため、支援者からは「説得力がある」と支持を受けています。
ですが、こうした姿勢が恩恵を受けている議員やマスコミなどから支持されず、報道されない事態になっているのではないでしょうか。
理由⑤ マスコミに嫌われているから
青山繁晴さんが総裁選で報道されない理由5つ目は、マスコミに嫌われているからです。
青山繁晴さんの前職は共同通信記者。
(https://news.radiko.jp/article/station/LFR/42964/)
その立場からマスコミにダメ出しをすることも。
安倍晋三元首相銃撃事件の際に「警察が何かを隠している」といった陰謀論が巻き起こった際にも、
「(NHKで報じられるまで)8日間もかかったのは警察が隠していたのではなく、取材力の欠如を物語っている。出席した議員に取材しないとだめ」(ニッポン放送ニュース)
とマスコミを批判していました。
また、偏向報道について物申すこともしばしば。
先述した通り、既得権益を潰そうとしていることもあり、マスコミに嫌われ、嫌がらせのように総裁選で報道されないのではないかと噂されています。
理由⑥ 派閥に属していないから
青山繁晴さんが総裁選で報道されない理由6つ目は、派閥に属していないからです。
2023年に巻き起こった自民党派閥の政治資金パーティーでの裏金事件の影響で、自民党内の派閥はほとんど解散する方向になっています。
(https://www.asahi.com/articles/ASS4K3GN3S4KUTFK00CM.html)
ですが、未だに党内で派閥は色濃く残っており、総裁選候補者を紹介するときも「旧◯◯派」と報道することが多いです。
そんななか、青山繁晴さんは有力派閥には属していません。
「私は派閥や派閥とそっくりな動きをするグループには入りません」(産経新聞)
そのため、派閥から支持を受けていない青山繁晴さんは、メディアに取り上げられないと考えられています。
理由⑦ 安倍晋三元首相との繋がりから
青山繁晴さんが総裁選で報道されない理由7つ目は、安倍晋三元首相との繋がりからです。
(https://www.jiji.com/jc/v2?id=ssds201911_12photo)
青山繁晴さんは安倍派の議員ではありませんが、2016年に政界入りした理由は安倍晋三元首相からの要請があったためでした。
2023年10月16日の青山繁晴さんのブログによると、
「青山さんが国会に来てくれたら、まず外務省が変わるな。それから経産省も変わる。部会に国会議員として出てくれるようになったら、自民党議員も変わる」
と言われたのだとか。
そのときから、青山繁晴さんは安倍晋三さんを敬愛しているよう。
ですが、現在派閥の裏金問題で、特に安倍晋三元首相寄りの議員が糾弾されています。
そのため、派閥に入ってはいないものの、安倍晋三元首相と関わりの深かった青山繁晴さんも排除される傾向にあるのかもしれません。
ここまで青山繁晴さんが報道されない理由について見てきました。
今後、青山繁晴さんの扱いは変わっていくのでしょうか。
注目です。